はやりのDIY。Do it Yourself、業者に頼まず自分で、という意味ですが、多くは日曜大工や趣味の木工のイメージを思い浮かべます。ホームセンターにも、DIYコーナーが、かなり広い面積で確保されていますね。れ、このDIY、結婚したら、彼氏・ご主人に、どんどん活躍してもらいましょう。台所の棚作りに、トイレペーパー置き、玄関の … などなど飾り棚に実用ラックと、作ってもらうためのツールとコツをまとめてみました。
基本はのこぎりですが、カットはホームセンターに依頼
のこぎりにも種類がたくさんありますが、多くは、引っ張るときに切れる、引き鋸(のこ)。
もちろん家庭にあったら便利ですが、どうしても必要なことはありません。それにあまり使わないから「安物」を買うと、さびてきて、使い物にならなくなるケースが続出です。
それよりもあったほうがよいのは、より刃先の鋭い、ストレートソー。竹を切ったり、太い枝・丸太を切ったりと、アウトドアでも使えますよ。
のこぎりがなくても、1枚の無垢材や、コンパネ(コンクリート型枠用の合板ベニヤ)で工作物をつくるばあい、ホームセンターなら、直線カットを無料、もしくは20円程度で切断してくれます。
電動ソーですし、寸法どおりに切られた木材を持ち帰るだけなので便利ですよ。
ペイントは水性が基本
木材へのペンキ塗りは、好みの色で塗るだけでなく、劣化や腐食防止にもなります。
カントリー調が好きだったり、ビビッドカラーのモダン、そして部屋に合わせてダークや、ホワイトなど、塗り分けるのも楽しい作業です。
彼氏・ご主人と、一緒に作業をするとより楽しくなります。
基本は水性。たまに誤解がありますが、水性ペンキは、溶剤(トルエンなど)を使わなくても、薄めることができる塗料で、乾けば水に強いですよ。
刷毛も水洗いできれいに乾かしておきましょう。
インパクトドライバー
インパクトドライバー。ちょっと高いツールですが1台あると本当に便利です。
ビット(先端部分)を取り替えるだけで、ドライバーにも、穴あけ(スクリュー)にもなる優れもの。普通の電動ドライバーでも高性能のものがありますが、インパクトは、文字通り、叩きながら締め付けるドライバーで強力です。
穴あけにも便利ですし、組み立てラックの組み立てにも便利。充電もリチウムイオンバッテリーなので長持ちですよ。
余談ですが、ねじ(ビス)はマイナスが基本です。古い家具や時計など、アンティーク製品などには、マイナスねじばかりで組み立てられています。マイナスねじのほうが、強い力で締め付けることができるからですね。
そうそう、プラスねじは、ロボットが自動でねじを回せるように発明されて、まだ80年。戦争中にアメリカで開発されたんです。
ねじ山がつぶれたりするのはすべてプラスねじ。
マイナスのほうが、さびても何度でも、締め直すことができますよ。
コーキング
防水や断熱で使う、ウレタン性のコーキング剤。
ちょっと扱いに工夫が必要ですが、熟練の職人でなければつけないということもありませんし、コーキングボトル(チュウーブ)をセットして押し出す、搾り出すツールも安価です。
とくに、お風呂や台所・キッチン周りでは大活躍。害虫の侵入を防ぐこともできます。
使用時には換気を良くしてから。残ったコーキング剤は、早めに使い切ってください。
彼氏・ご主人を教育(?)して、何でも修繕できる頼もしいパパになっていただきましょう。
万力 ~ 接着の押さえに
あれば便利なツール、万力とプレッシャーです。
万力は「まんりき」と呼びますが、大きいものから小さいものまで。普通は、机に固定して、彫刻の印材や、鉄の部品加工のために留める、固定する重くて大きなツールですが、ここで使うのは。プレッシャー。
木と木を張り合わせたり、のりで固定したりと、動かないようにするための仮押さえ。
実は、100円ショップのDIYコーナーにある、プレッシャーで十分です。
3個4個と勝っておけば、大きなものの張り合わせでも活躍しますよ。
ほかにも、やすりやグルーガン(スティックを熱で溶かして接着する)なども、十分100円均一で使用に耐えるものです。
ご主人に、どんどん試していただき、腕も上げていただきましょう。