クリスマスパーティ。ご自宅で、ケンタッキー(R)などのクリスマス限定のパーティセットを購入したり、宅配してもらうのも楽しく、おいしく24日、25日を過ごすことができるでしょう。
でも、多くの学校では、幼稚園もですが、23日がナショナルホリデーのため22日で終了。冬休みなので、親子でクッキングに挑戦してみませんか。クリスマス料理は、つくることでいっそう楽しくなります。「お手伝い」ではなく、料理・クッキングの主役として、ぜひ。
ローストビーフ・ローストポーク
クリスマスだけではなく、年中のメニューでおいしいロースとビーフにロースとポーク。
ホテルでビュッフェスタイルの朝食を食べると、ついついとりすぎてしまうくらい、わが家では大好物です。
市販品もありますが、どうも水っぽい。
で、お子さんとぜひ手作りしましょう。
まずは、牛肉の塊の選び方。もちろん赤身ですが、同じ重さなら、ずんぐりしたものを。
細いものは、せっかくの肉汁が、調理のプロセスで流れ落ちてしまいますから、ぱさぱさしたものになってしまいます。
さて、レシピですが、塊の牛肉、もしくは豚肉を、タコ糸で、きつく縛ります。
縛ったあと、塩コショウを、丁寧にすり込みます。そして、ここがポイントですが、軽くフライパンでフランベするように表面を固めます。
さて、中までどう火を通すか … オーブンではタコ糸が焼ける。で、電子レンジの登場です。
15分くらい、電子レンジを800Wで続けてください。竹串を刺して、肉汁が出てこなくなったら完成です。
電子レンジはとても熱くなりますので、5分×3回などでもかまいません。
もう一度、フライパンで焼き目をつけてください。
このときに肉汁が出ますが、ソースになりますので捨てないでくださいね。
ジップロックに入れて、防水状態で、お湯の中でゆでるという方法もありますよ。
ソースは、フライパンの肉汁に、みりん、濃い口しょうゆ、塩コショウ少々で、お好みの味に。
チキン照り焼き
クリスマスといえばチキン。思い出すのは、クリスマス時期にインドの山奥を旅行していたとき。山奥でもドミノピザがあり、たまには … と入って食べたのが、ローストチキンでした。インドでは牛は神聖な動物、神のお使いです。ハンバーガーショップ・マクドナルド(R)などには、牛肉製のハンバーガーはもちろん、チキンバーガーもなく、あるのはベジバーガーだけでしたが、ドミノピザには、ローストチキンがあって嬉しかったですね。
さてチキンですが、ポイントは、「フライパンで焼く」「最初蒸し焼きにする」です。
チキンレッグは、身が分厚ければ分厚いほどジューシーですが、中まで火が通りにくい、そのためついついオーブンで加熱しすぎてしまいますが、フランパンで焦げ目がつくまで焼くほうがおいしい。
そのときに、まずは、蒸し焼き、フライパンにピッタリふたをしてにんじんやブロッコリーなどのソテーにする野菜と、オリーブオイルをたくさん入れてスチーム。野菜から水分が出てちょうどいいですね。
タレは、日本人好みの濃いくちしょうゆと、ざら目で。
ポップコーン
映画館でよく買う、ポップコーン。もちろんスーパーマーケットでも既に弾けたものが売られていますが、フライパンで簡単にできますので、ぜひ見た目も楽しいポップコーン作りを。
ポップコーンの豆は、200グラムで100円くらい。
乾燥させたトウモロコシだと知れば、ときには。はじけない
加熱しすぎると、種(トウモロコシ粒)の皮の中が膨らむ前に、焦げてしまいますので、中火くらいで。塩を振って出来上がり。
ハッシュドポテト ~ 薄く小さめがポイント
ジャガイモをつぶして整形して、フライするハッシュドポテト。
本当はフレンチフライ、日本ではフライドポテトと呼ばれている、あの、細長く切った、きつね色に揚がったポテトがよいのですが、生のジャガイモやメークインでは、フレンチフライのおいしいものはできません。そして、ラードを加えた、少し粘り気のある脂で、あの香ばしいフレンチフライになるのですが、残念ながら冷凍食品でしか、きれいに家庭ではあがりません。
でも、お子さんと、クリスマスの料理作りに、フレンチフライを、冷凍食品でとは、いまひとつ。
そこでお勧めなのが、ハッシュドポテト。
ポイントは、水っぽくしないことです。
作り方は簡単。ジャガイモと塩をぐちゃぐちゃにつぶすだけ。フードプロセッサーがあれば便利ですが、もしない場合は、軽く電子レンジでチン。そうすればつぶしやすくなります。
つぶし方も、おろし器ですったような状態のもの、そして、少し荒めのつぶしがあることが、食感でも楽しいですよ。
あとは、整形してあげるだけですが、大きな円形でも、長方形でも、薄く延ばして、レンジで1分ほどチンすると、固まって切りやすくなり、そのあと、少な目の高温のサラダ油で揚げれば出来上がり。
ポイントは、速めに作ってしまうと、食卓に出したときに冷めておいしくありません。
できたてを、少しずつ食べるために、最後に揚げましょう。
冷えたら、オーブンで暖めたら、また香ばしさが蘇りますよ。
一口グラタン ~ シリコンのミニカップがかわいい
グラタン … お子さんが大好きなメニューです。
グラタンの素が売られていますが、ここはホワイトソースから手作りで。
普通の大きさのグラタン皿に、たっぷりのソース。エビやシャケ、マカロニやブロッコリー、ポテトもたくさん入れておいしいグラタンになりますね。
でもせっかくのパーティメニュー。一口サイズのグラタンを作ってみませんか。
アルミカップに、サラダ油を塗ってから、エビやホタテ、イカに、タラなど、1つのカップに1つの具材を入れて、たっぷりのホワイトソースを絡めましょう。
ホワイトソースは、生クリームと牛乳、コンソメやブイヨンで簡単に作れます。
お弁当などで活躍する、はやりの「シリコン」製のカップや容器も便利ですよ。
ただし、オーブンで焼くときの温度に注意!