子連れ海外。人気はハワイやグアムですが、人気のビーチリゾートで、予約がとりづらかったり、航空券やパッケージツアーが高かったり。アジアもいいけど、治安も心配、シンガポールやバンコクは、独身時代に行ったしなぁ、と。そんなファミリーにおススメなのが、マレーシア。ちょっとマイナーですが、中華系ですし食べ物もおいしい、イギリスの植民地でしたから英語もある程度は通じる。しかも、タイ・バンコクよりも安全です。もちろん物価はシンガポールの半分程度で、うれしいばかりです。マレーシアも、マレー半島部分と、ボルネオ島の両方ありますし。シンガポールから橋で渡ったジョホールバルも人気ですね。国教はイスラムで、穏やかな国民が多く、子連れでゆっくり過ごしてください。マレーシアを子連れで楽しむポイントを取り上げます。
ジョホールバル ~ レゴランド
ブロックといえば、レゴ。もともとはデンマークのメーカーでしたが、いまや世界で遊ばれている、楽しい、創造性を育むおもちゃですね。
小さい赤ちゃんのうちから、飲み込めないような大きなベビー用のレゴで遊んだり、アニメやディズニーのキャラクターの、特別限定生産のレゴブロックのパッケージまで。とっても種類が豊富です。
このレゴブロックのテーマパーク、レゴランドが、世界にありますが、リゾートついでに遊べるのが、マレーシアジョホールバル。
シンガポールの空港から1時間で着きますし、オフィシャルホテルはとても楽しいです。
ボルネオ・コタキナバル
マレーシアの首都、クアラルンプール(KL)から飛行機で1時間、野生生物の楽園ボルネオです。
中心都市は、コタキナバル。KLから飛行機は1日20便も飛んでいますし、羽田からも週2便直行便があります。
ビーチもきれいですが、魅力は熱帯雨林。そして世界一大きな花、ラフレシアが咲きます。
さすがに、小さな赤ちゃん連れとまではいきませんが、ビーチもあり、リゾートホテルもいっぱい。海岸沿いには、新鮮なシーフードのお店、それもとってもリーズナブルに楽しめますよ。
ホテル内のレストランも充実していますので、3泊4泊と連泊して、リゾートホテルライフで重み出をたくさん作ってください。
クアラ・ルンプール
羽田から、そして関西から直行便が出ているクアラルンプール。地元の人は「KL」と略しますし、旅なれたひとたちは、「クアラ」と愛着を持って呼んでいます。
とっても大きな大都市。そして、産油国ですから、オイルマネーで建てたであろう「ペトロナスツインタワー」に象徴されるような産油国の豪華な街づくりも見ものですが、そのおひざもとには、中華街、そしてインド街が広がっていて、なんだかほっとする空間です。
イスラム教が国境で、モスクも立ち並び、異文化体験もよい思い出になりますよ。
ホテルライフ ~ 子供用プールが設けられているホテルでもリーズナブル
物価が安いマレーシア。シンガポールでは高級ホテルに泊まれないなと感じるファミリーでも、マレーシアなら、子供用のプールもあるホテルにも滞在できますよ。
特に首都、クアラ・ルンプール(KL)には、米チェーン、欧州チェーンのホテルが増えています。ブキビンタンの界隈にはたくさんの経済的チェーン(ホリデイイン)などもありますから、町歩きとホテルライフ両方楽しむこともできますよ。
シャングリラや、メリディアン、スターウッドにコンチネンタルと、4星、5星のホテルも、赤ちゃんは無料ですし、添い寝の6歳までも無料であるところが多い。
エクスペディアやブッキングドットコムでは、直前になると、とっても割安の料金で泊まれることもあります。
LCCとお土産
魅力いっぱいで、子供連れで楽しめるスポットがたくさんあるマレーシアですが、どうしても経由地にしてきただけの、ちょっと可哀相なことをしてきました。
エアアジア(英語の発音はエア・エイシア)の急速な拡大や、政府観光客のVISIT・MALAYSIAキャンペーンで、お得に空の旅が楽しめるようになり、たくさんの観光客がマレーシアを訪れるようになり、とっても活気付いています。
もちろん赤ちゃん連れ、子連れにもLCCはやさしい。0歳、1歳のうちは、航空運賃もとっても安いので、2歳の誕生日までに、海外デビュー、それも2回3回と旅行して慣れていきましょう。
おみやげは、スーパーマーケットで、お得にたくさんゲット。英国資本のTESCOが、首都KL便利なところにあります。このTESCOですが、同じように、TESCOが進出したバンコク(合弁でTESCO LOTUS=蓮の意味)よりも、ぐっと、イギリスの雰囲気がありますし、巨大なスーパー、いやハイパーマーケットです。
タクシーも安く、KLの都市内は、モノレールなどの公共アクセスも充実中。異文化=イスラムを感じながらの旅行にしてくださいね。