離乳食の献立の考え方とは?栄養バランス理論編

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毎食、離乳食を何品作ればよいかは、気になるところです。実は栄養バランスさえ上手に取れば、品数は関係ありません。栄養バランスの考え方を知って、美味しく体に良い離乳食作りましょう。

献立の基本はトライアングル

離乳食で気になるのが栄養バランスですが、基本は①糖質、②たんぱく質、③ビタミンを含む食材を食卓に並べるだけで、難しく考える必要はありません。
また、月齢によっても離乳食の意味が変わってきます。
初期~中期までは、栄養のほとんどを母乳やミルクから取っていますので、離乳食で栄養を取るという考えよりも、「食べ物になれて、口を動かす練習をする」事が重要な時期です。
栄養のバランスを気にする必要が出てくるのは、後期ごろからです。栄養の60%以上を離乳食から取れるようになってきていますし、1日3回食となるので、毎回の食事が大事になってくるのです。
①②③を含む食材を献立ごとに取り込んでいけば、あまり心配する必要はありません。
では、栄養素ごとどんな働きがあるか、どんな食材があるか、ご紹介します。

①糖質

糖質は体を動かすエネルギーになり、主食に多く含まれます。
<糖質を多く含む食材>
米、食パン、うどん、そうめんは離乳食初期から使えます。
オートミールは離乳食中期から使えます。
スパゲティ、マカロニは離乳食中期後半~後期から使えます。

②たんぱく質

たんぱく質は筋肉や骨などを作り、メインのおかずになる食材によく使われています。
<たんぱく質を多く含む食材>
白身魚、プレーンヨーグルト、豆腐、固ゆでの卵黄、鶏肉は離乳食初期から使えます。
赤身の魚、プロセスチーズ、温めたものを調理用に使う場合の牛乳は離乳食中期から使えます。
固ゆでの卵白は離乳食中期の後半から使えます。
牛肉、豚肉、帆立の貝柱は離乳食後期から使えます。

③ビタミン

ビタミンは体の調子を整え、野菜や果物に多く含まれています。
<ビタミンを多く含む食材>
にんじん、大根、かぶ、トマト、白菜、キャベツ、ほうれん草、小松菜などの野菜やいちご、りんご、みかんなどの果物は離乳食初期から使えます。じゃがいも、さつまいもなどのいも類は糖質(でんぷん)を多く含むので、これらの食材をとる時は主食を少し減らすと良いでしょう。バナナも糖質を多く含む食材です。

ポイント

理由食は特別な食事というイメージがあるせいか、献立作りを難しく考えがちになります。基本の考え方としては大人と一緒です。
ごはんなどの主食に、魚や豆腐、肉などを使ったメインのおかず(主菜)、野菜を中心にした汁物や煮物などの小さなおかず(副菜)を1セットとして考えましょう。
毎食3品の離乳食を作るのが大変なら、具だくさんのおじやなどにして品数を減らしてもかまいません。3品全てそろっている食事もあれば、1品だけの時もあるといったように、品数を変えることで献立にメリハリもつけられます。
赤ちゃんの食欲は、毎日、毎食、同じではありませんので、2~3日くらいで栄養のバランスが取れていればよいと考えましょう。もし、野菜をあまり食べなかった日があったら、翌日に野菜メニューを多くするなどして、3日間くらいで調節しましょう。

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