赤ちゃんとの絆を深めるマッサージの仕方

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以前は、赤ちゃんのマッサージは未熟児を対象に研究されていましたが、マッサージで適度な刺激を与えると、脳神経系の発達を促し、血液の流れも良くする効果があると共に、ストレスや不快感も減らすことが分かりました。その為、マッサージは、未熟児だけではなく普通の赤ちゃんにも良い成長を促す方法として、注目されるようになったのです。



赤ちゃんの神経の発達

赤ちゃんは、ママの子宮内で、まず聴覚が発達します。
次に発達するのは、触覚で赤ちゃんは、生まれてくるときの気温の変化や、パパやママに抱かれた時のぬくもりなどの、刺激の変化を感じます。
赤ちゃんは五感が発達してから、感情の発達が始まると言われています。

赤ちゃんは、まず、熱さ、冷たさ、空腹などを感じ、それがどういうことなのかを、理解していくようになるのです。

赤ちゃんマッサージを始める時期

赤ちゃんマッサージを始めるのは、生後一か月半から二か月くらいの間が、最も適していると思います。
ママの産後の疲れも回復して、育児に慣れ始めた頃、ママが最も落ち着いて出来るタイミングを選んで、始めてみましょう。

そして、最初はあまり時間をかけず、3分くらいで終わりして、徐々に時間を増やしていけるようにしてください。

入浴のあとのマッサージは効果的

夕方の入浴とマッサージを組み合わせることで、ママも赤ちゃんも
より一層、リラックスできると思います。
しかし、ママにとって一番気ぜわしくない時間帯を選ぶことが、最も大事なポイントです。
ママの気持ちが、100%マッサージに集中できる時間を、選んで始めてみてくださいね。

リラックスできるマッサージ方法①

まず、部屋を24℃くらいに温めておきましょう。
そして、好きなBGMを流して、大きめの枕の上に防水パッドをのせ、更にバスタオルを掛けて、マッサージ台を作ります。
そして、心を静めて深呼吸して、オイルを小さじ一杯程度手に取り、手のひらをこすり合わせて温めましょう。
そして、赤ちゃんに優しく話しかけながら、まず足もとから、ゆっくりと頭の方に向かってマッサージをしていきます。
赤ちゃんをリラックスさせるために、ママが歌を歌ってあげるのも効果的です。
そして足裏から始め、足の爪からくるぶしに向かって小さな円を描くように、優しく撫でましょう。

リラックスできるマッサージ方法②

そして、赤ちゃんのお尻をマッサージしたら今度は、お腹から胸へ、この時は親指を使って、おへそからわき腹に向かって、やさしくマッサージします。
次は、おへそから胸へ円を描くように。
そのあとは、腕と手を軽くもみます。(お顔も軽く)
そして最後は、背中からお尻まで円を描くようにマッサージして、足首までおりていきます。

マッサージの最中は、赤ちゃんとの会話を楽しみながら「きもちいいね」「あなたがだいすきよ」というような言葉をかけることも、忘れずに行いましょう。

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