7~8ヶ月の赤ちゃんの発育と生活

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なんでも早めに発達していく赤ちゃん、かたや、割とスローペースの赤ちゃん、様々いらっしゃいます。早めに成長してくれると、お母さんは一安心ですよね。スローペースの赤ちゃんの場合、お母さんも不安に駆られることもあるかもしれません。早く成長することが=良い事とは言い切れません。赤ちゃんはきちんと成長していますよ。その成長を見逃さないように、育児を楽しみましょう。

歯が生え始める

平均では7~8ヶ月頃に、下の前歯が2本、上の歯が4本生えて来ます。歯が生える前後、よだれが多くなる場合があります。中には、夜、機嫌が悪くなったり、歯が生えてくる刺激で微熱が出る赤ちゃんもいるようですね。
歯の生え方は赤ちゃんによって違うので、まだ1本も生えてこない赤ちゃんもいますので、この時期はまだあまり神経質にならなくても良いと思います。

2回食へ

離乳食を始めて2ヶ月位たち、食べ物をごっくんと飲みこめるようになったら、次のステップに進みましょう。
離乳食のかたさは、上あごと舌でつぶせる豆腐くらいの硬さが目安です。離乳食の回数は2回食です。
また、おすわりが出来る場合は、ベビーチェアーやラックに座って食べる習慣を少しずつ、つけましょう。
離乳食の1回目と2回目の間は、3~4時間くらいはあけ、離乳食後のおっぱいやミルクは赤ちゃんが欲しがるだけあげましょう。
また、初めての食材を試す場合は、何があってもすぐ病院へ駆けつけることが出来るように、平日の午前中が良いでしょう。

おすわりからずりばいへ

手で支えなくてもおすわりできる赤ちゃんが増えてきます。でも、まだ不安定で、振り向いた時に倒れることもあります。周囲に注意しましょう。背中の筋肉が未発達なので、長時間座らせるのは避けましょう。
また、うつぶせの姿勢でお腹を軸にして、手や足を動かしてぐるぐると回る動きをする赤ちゃんもいます。この動きが早くなっていくと、後ずさりが出来るようになり、その後、お腹をくっつけたまま、前に移動するようになります。ずりばいですね。

親指が使えるようになります

親指とほかの4本の指で物を挟んで持てるようになります。この持ち方が出来るようになると、ブロックや積み木などを両手に一つずつ持ち、2つを打ち鳴らしたり、ビスケットなどを手づかみで食べたりもできるようになります。指の感覚を伸ばす為にも、指先を使うおもちゃを用意してあげましょう。

お母さんのものは興味津々

おもちゃ以外の、お母さんが使っているもの、持っているものに興味が出てきます。しゃもじや鍋の蓋、鏡、化粧品、掃除機などなど。ものに対する興味は、言葉や人とのかかわりと同じように、お母さんを通して育まれるようです。大好きなお母さんが使っているもの、行動に興味がわくようですね。我が家はベランダに洗濯物を干す時に、いつも窓に張り付いていましたね。
そんな、大好きなお母さん。やっぱり沢山遊びたいようです。いないいないばあ、手遊び、わらべ歌、いろいろ試してみましょう。

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