離乳食を食べて口の周りが赤くなった時の原因は?

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離乳食を始めると、赤ちゃんに思いがけないことが起こります。

食事のあとで口の周りが赤くなったり、湿疹が出る子がいるのです。

かゆそうにかきむしってしまい、ただれてしまうことも!

口の周りが赤くなるのはどうしてなのでしょう?

考えられる原因をご紹介します。



アレルギーとの見分け方

口の周りが赤くなった時、ほとんどのママはまずアレルギーを疑うと思います。
ですが、アレルギーの反応は体内から出てくるもの。
アレルギーであれば、全身に発疹が出ているはずです。

口の周りが赤くなったら、まず全身を見てみましょう。
体にも発疹が出るなどの異常があればアレルギーですが、そうでなければ大丈夫。
慌てて医者に駆け込む必要はありません。

塩でかぶれる

アレルギーでなければ、どうして口の周りが赤くなるのでしょうか。

原因のひとつが、塩です。
離乳食に調味料を使い始めた途端に口の周りが赤くなった…という場合は、塩にかぶれている可能性があります。
もちろん塩だけではなく、塩分を含んでいる醤油や味噌などでもかぶれます。

赤ちゃんは口の周りに食べ物をいっぱいつけながら食事をしますので、塩分を含んだ食事を出しているとどうしてもかぶれます。
調味料を使う場合は、なるべく水分が少なく、口の周りが汚れにくい料理に使いましょう。

かゆくなる食材

特定の食材を食べた時にのみ口の周りがかゆくなることもあります。
ねばねばした食材は刺激が強いですね。
たとえば長芋や山芋、納豆などです。

長芋や山芋は、大人でもかぶれる人がいるくらいです。
すりおろした後など、手がかゆくなって大変ですよね。
刺激が強い食べ物は、離乳食期の赤ちゃんには無理して食べさせる必要はありません。
大きくなるまでは控えておきましょう。

敏感すぎてかぶれる

調味料を一切使っていなかったり、ねばねば食材でなくてもかぶれるケースがあります。
これは単純に、赤ちゃんの皮膚が敏感すぎるからだと思われます。
食べ物ではなく、自分のよだれでかぶれていることも考えられます。

特にほうれん草やトマトなどがかぶれやすいようです。
食べ終わったら、しっかり口の周りを拭いてあげるようにしましょう。

かぶれ対策をしよう

○○を食べたら口の周りがかぶれる!とわかったらどうしますか?
長芋などはともかく、ほうれん草やトマトを一切あげないようにするのはよくありません。
離乳食期には、月齢に合わせて色々な食べ物をどんどん与えた方がいいからです。

そこで、食前に口の周りにワセリンを塗ってあげることをおすすめします。
ワセリンを塗っておくと、肌に食べ物がつきにくくなりますので、かぶれにくくなるというわけです。
ぜひお試しくださいね。

もちろん、食後にはキレイに口の周りを拭いてあげてください。

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