妊娠後期のマイナートラブルを乗り越えよう。

8,096 views

どんどんおなかが大きくなって、いままでに無かったトラブルが増えていく妊娠後期。出産までもうひといきです。妊婦の方々頑張りましょう。

新型出生前診断を全国の駅チカで受けられます。(土日祝も予約OK)




妊娠後期、マイナートラブルが増えて来る時期

妊娠後期(妊娠末期ともいう)とは、妊娠8カ月(28w0d)から10カ月(39w6d)のこと。
この頃のママには、色々なトラブルが起こることがあります。
赤ちゃんの成長に合わせて、さまざまな変化が起こっています。その変化はとても劇的で、生命を生み出すすばらしさを感じる反面、お母さんにとってはさまざまな不調を感じることも・・・。

動機、息切れ

妊娠すると、子宮が大きくなるにしたがって横隔膜を押し上げるので、肺が圧迫されて呼吸が苦しく感じられます。また、赤ちゃんが大きくなるにつれ、血液量が増えるので、心臓の負担が大きくなり動悸を感じることがあります。
子宮がみぞおちまであがってきて心臓や肺を圧迫するからです。動悸、息切れを感じたら決して無理はしないでしばらく休みましょう。

妊娠中は、動くことも大切ですが、ゆっくりと体を休める時間も必要。「動いたあとには休憩する」と考え、自分が楽な姿勢で横になる時間をつくって。

胃が圧迫される

妊娠8ヶ月の後半くらいの頃、その頃のおなかはかなり大きく…。赤ちゃんにおなかを圧迫されて常に胃が重たく、食べ物によってはムカムカするような症状に悩まされました。赤ちゃんに内臓を圧迫されて起こる胃もたれの症状。これを改善させるためには赤ちゃんを産むしか方法がありません。

お腹が大きくなることで胃が圧迫されるので、消化の良いものを選んで食べるようにしましょう。さらに、一度の食事で食べる量を減らし、少しずつゆっくり食べることで胃への負担も軽減されます。

肛門や直腸あたりの静脈が、大きくなった子宮に圧迫されて、うっ血してできやすくなります。さらに妊娠中は便秘になりやすいので、裂肛(切れ痔)や痔核(イボ痔)になることも。
産後の痔も含めると2人に1人、約半数近くの妊婦さんに大なり小なりトラブルがあるというデータがあります。

妊娠中8割ものママさんが「痔」を経験している事が分かっています。「痔」になってしまいツライ思いをしているのは、あなただけではありません。恥ずかしがらず、産婦人科で相談してみましょう。

赤ちゃんに会えるまでもうちょっと!頑張りましょう。

いろいろなマイナートラブルを紹介しましたが、出産が終われば解消されるものばかりです。
大変なのも、もう少しの辛抱です。

期待と不安で胸がいっぱいになりますが、出産に向けてきちんと準備をし、ゆったりとした気持ちでその時を待ちたいですね!

大きなお腹が元に戻ってしまうと、一抹の寂しさを感じるものです。
しかし、かわいらしい赤ちゃんと対面し、育てるという至上の喜びが待っています。
赤ちゃんに会うため、ママはもう一頑張りしなくてはいけませんが、それまでは残り少ないマタニティライフを楽しく過ごしてくださいね。

新型出生前診断なら「NIPT平石クリニック」。全国各地の駅チカで検査可能!

こんな記事も読まれています