街で見かけると、可愛さのあまり、つい声をかけたくなる双子ちゃん。見てる分には可愛くて、子供は双子もいいな・・なんて思ってしまうこともありませんか?
双子の妊娠、出産はリスクが高く、子育ても大変のようなのでまとめました。双子のママを応援しましょう。
不妊治療に伴う原因もあり、双子が増加傾向に
一卵性の場合、受精して着床するまでにひとつの受精卵が2~3つに分割することで双子や三つ子になります。2~3卵性の場合は、本来一ヶ月に1個排卵される卵子が何らかの原因で一度に2つ以上排卵され、その卵子それぞれが受精し着床することで双子や三つ子になります。
原因のひとつは不妊症治療に伴うものでもあります。1つはなかなか卵巣から排卵が起きない場合で、大量の排卵誘発剤の使用により、多数の卵が卵巣から飛び出るため、双子や多胎になります。もう1つの原因は、体外受精によるものです。
双子妊娠は「ハイリスク妊娠」といわれます。
双子が産みたい!でも、意図的にはできないもの
見ている分には本当に可愛い双子。
「双子が産みたい」と思う女性も多くいるようです。
排卵誘発剤や、体外受精で受精卵を複数戻すと双子ができる可能性があると言われていますが、リスクは付きものです。
残念ながら双子が欲しいからその為の秘訣というものはありません。双子は神のみぞ知る神秘。人為的に作ることは出来ません。双子は本当にリスクが高いです。妊娠すれば生まれると思ったら大間違い!
想像以上に、双子の出産は大変なもの
双子の妊娠に、安定期はないと言います。
お産が1度で済むので、楽そう・・・と思う方もいるようですが、楽なものではありません。
子宮は1人の赤ちゃんを育てるように出来ている器官です。子宮が早期に収縮を来たし、早産となったりします。2人分の栄養も取らなくてはならず、貧血にもなりやすくなります。また、妊娠中毒症にもなりやすくなります。帝王切開になる可能性も高くなります。
母子ともに通常の妊娠・出産よりもかなりの負担で自然分娩で産める確率は低いのです。
親には、双子ゆえの子育ての大変さもある
平等を心がけなければならなかったり、外出できないなど、子育てには、周囲の協力も必要となって来ます。
双子を連れてるママを見かけたら、応援してあげましょう。
上の子を相手している時は下の子の様子が気になり、下の子を相手していると上の子が気になる…というふうになりがち。
小さい時は、同じ洋服を用意するなど、「同じ」にすることが「平等」に扱うことだったかもしれないが、年齢が上がるにつれて、複雑になっていきます。
でもやっぱりカワイイ・・・双子で良かった喜びもたくさんある
大変なことも多いけど、やっぱり嬉しさや幸せは2倍!ですよね。
2人がじゃれあって遊んでいる姿や、同じ体勢で寝ている姿を見ると、とても和んで、幸せな気持ちになります。
二人が同時に笑いかけてきてくれるとかわいさ4倍(2の2乗)になります。