待望の赤ちゃんができたーー 赤ちゃんが生まれてくる日を心待ちにしつつ、たくさんの準備が必要になります。購入するもの作るもの・・・ そのなかで、ママバッグ(マザーバッグ)を手作りしていませんか。手縫いでもミシンでも、意外と簡単ですし、WEBから型紙をダウンロードするのも良いですね。出産後は、文字通り「戦場」のような忙しさなので、ぜひ妊娠中に。で、そのママバッグをつくるときに、ぜひ使いやすいように工夫をしてみましょう。丈夫でオリジナルのママバッグは、お出かけのときに大活躍しますよ。
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もち手は大きく、ショルダーの取り外しストラップを
大きさや深さは、たくさんのパターンがありますが、最低、紙おむつやおやつ、着替えなどを入れる大きさがあれば十分ですね。
それ以上の、お弁当を持っていったり、雨具やおもちゃを持っていくとなると、リュックを背中に背負い、赤ちゃんは抱っこちゃんバンドで前抱きが良いかもしれません。
りゅっくなしで、ママバッグだけで出かける場合、いくら軽いといっても、手持ちだけでは危ない。両手に何も持っていない状態であるのがベストです。
肩からのストラップ。是非つけてください。ただ、長いストラップが邪魔なときもあります。そんあときは、カラビナやDカンで、取り外し可能なものを用意しましょう。このストラップ、幅広のほうが負担が少ないことをお忘れなく。
ポケットをたくさん。哺乳瓶や水筒がすぐに取り出せるように。
ポケットは重宝します。極端な言い方ですが、あればあるほど便利です。
お子さんも手を伸ばして、いろいろなところに手を入れてきます。落ちない工夫をして、小さなぬいぐるみやチャームなどをポケットに入れておくと、出したり入れたりしてそれだけで遊べますよ。
さて大切なのは、哺乳瓶や水筒を入れる、縦長のすこし深めのポケット。後から取り付けるのは不細工になるので、バッグの前と後ろに、1箇所ずつ、縦長のポケットをつけましょう。その際に、最低1個は、アルミ蒸着のシートを貼り付ければ、保温にもなりますよ。100円ショップで売っているものです。
あと、玄関の鍵や、交通ICカードなどは、紐やストラップをつけて、専用のポケットにしまいましょう。そうすれば、必要なときに探すことなくストレスフリーですよ。
生地は簡易防水があるもので
お子さんとお出かけするのに、雨の日は憂鬱ですね。だからといって出かけるのをやめられない時もあります。
傘を差しながら、抱っこやおんぶの赤ちゃんが濡れないようにすれば、かばんが濡れるのは仕方がない。そして水を吸うと重くなる…。
生地選びのときから、表面がビニールコーティングされているもの、もしくは合繊(ナイロン)で水を弾くものを選んでみましょう。
表面から防水スプレーをすることもできますが、洗濯しているうちに効果は低下。もともと防水加工のしてある生地、しかもお気に入りのデザインとなるとなかなかないのですが、ネット通販も利用して生地を探すのも楽しいですね。
大きなもの、小さなもの2つ
ママバッグは、できれば2個ほしい。
1個は遠出用、もう1個は近場の公園用。大小2つ作れるとベストですが、妊娠中でも、さまざまな家事もありますし、忙しいので無理をしたらいけません。
同じ大きさのもの2個でも、大活躍間違いなしです。違う大きさのものを2個作ろうとするとちょっと大変ですが、同じ大きさの違う柄というのはいかがでしょうか。
作るのは一緒ですが、遠出用にはポケットを多めにしてくださいね。電車に乗ったり車に乗ったりで出かけると、意外とこまごましたもの、そして保険証やウェットティッシュなど、すぐに取り出したいものが増えますから。
底の部分の形態をもし変えられるなら、近場用は安定感のある幅広で。といいますのは、玄関にいつも置いてあるバッグになりますから、いつでもさっと持ち手でつかめるように自立していれば、その分、赤ちゃんを抱いていてもかがまなくても良いですからね。底に、プラ板を敷いておくと、水平な底ができますよ。
逆に遠出用は、車に積んだら終わりなので、あまり形態にこだわらなくて良いでしょう。
手づくりに勝るものなし
リュックもあるし、売られているママバッグもあります。トートバッグでも十分です。
しかし手づくりに勝るものはありません。しかも凝ったものでなければ、製作にそんなに時間はかかりません。
赤ちゃんを待っている間、編み物やお洋服の手づくり、ベビーベッドや布団の購入などとあわせて、ぜひママバッグを作ってみましょう。
使えば使うほど汚れるものです。そして、ママバッグが卒業になるとき、お子さんの自立も進み、持ち物が減っていきますよ。
2人目のお子さんのときには、上の子がいるので時間がとれず、きっと作ることができません。
ぜひ最初の赤ちゃんのときに心を弾ませえて取り組んでくださいね。