順調にマタニティーライフを過ごしてきたお母さんでも、この時期くらいから少し大変だなあと思うことが増えてくるかもしれません。お腹もどんどん大きくなりますしね。
マイナートラブルも増えてくる、妊娠7ヶ月のお母さんのこと、また、元気に大きくなってきている赤ちゃんのことををご紹介します。
妊娠7ヶ月のお母さんは?
子宮はおへその位置よりも上がり、おへその辺りまでふっくらし始めます。大きくなったお腹の影響や、ホルモンの影響で骨盤の関節がゆがみ、腰痛がひどくなることもあります。内臓や神経が圧迫されて、だるさや疲労感が増すこともあります。
また、お腹の皮膚が引き伸ばされ、みみずばれのような、赤紫色の線(妊娠線)が出来ることもありますので、クリームなどでケアしましょう。
仰向けに寝るのが難しくなってきます。
シムスの体位などの楽な姿勢で休みましょう。
ベビー用品を選びましょう
初めてのお子さんの場合、あれもこれもと買い揃えてしまいがちのベビー用品。全てが小さくて可愛くてついつい買ってしまいますね。
でも、良く考えてください。赤ちゃんは1年間であっという間に大きくなります。うっかり買いすぎた、買ったど使わなかったなどと言うことがないように、必要最小限でとどめておくのがベストです。
新生児の衣類、おむつ、布団、つめきり、麺棒、ベビー石鹸、哺乳瓶などでしょうか。
赤ちゃんの大きさは?
妊娠27週の赤ちゃんの大きさは、身長が約38cm、体重が約1200gです。もうすっかり赤ちゃんの形になりましたよ。目鼻もくっきりしています。自分の意思で体を動かせるようになり、胎動もどんどん激しくなります。
赤ちゃんの様子は?
耳や目で得た情報を脳に送る配線が完成します。胴や手足が長くなり、目もレンズ部分が現れます。
お腹の中でぐるりと回転しているのが分かったり、足でお腹を蹴り飛ばしたり、胎動が激しくなって、逆子になっていることもありますが、この時期はあまり期にしなくても大丈夫です。
また、お父さんにもお腹に触ってもらい、沢山話しかけてもらいましょう。大きな声でゆっくり話すお父さんの声を必ず赤ちゃんは覚えています。
余談ですが、我が家の下の子供は、お兄ちゃんの声を良く聞いていたせいか、お兄ちゃんが大好きです。
気をつけること
蛋白尿・高血圧・むくみなど、妊娠中毒症に注意しましょう。便秘や痔が増えてくるのもこの頃です。
また、貧血になりやすくなるのも7ヶ月頃からです。お医者様に鉄のお薬を出してもらったり、鉄がたくさん入っている食べ物を選んで食べるようにしましょう。