スキンシップが赤ちゃんにもたらす影響!恐ろしい実験で分かったこと。

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赤ちゃんとの触れ合いを一切絶ったお世話をする。という実験を行った人がいる。神聖ローマ帝国ホーエンシュタウフェン朝の皇帝フリードリヒ2世だ。彼はあらゆる実験を行っており、この実験はその中の一つだったという。部下に50人の赤ちゃんを集めさせ隔離した部屋でお世話をする・・・。今回はこの実験でわかったスキンシップの大切さを紹介したいと思います。

情緒が安定する。

肌と肌のふれあいで受けた刺激は、直接脳の中枢をを刺激することから、「皮膚は、露出した脳」と呼ばれているそうです。ママからやさしく触れられ続けた赤ちゃんは、安らぎを感じることができるオキシトシンという愛情ホルモンが分泌され、気持ちが安定します。言葉を話せない赤ちゃんとのコミュニケーションの方法が肌に触れることだと分かったら、たくさん抱っこして、触れてあげたいと思いませんか?

http://matome.naver.jp/odai/2139053594468577401

ママにもいい効果が。

赤ちゃんを見ているだけでも幸せな気持ちになりませんか?スキンシップをされた赤ちゃんだけでなく、ママにもオキシトシンが分泌されるそうです。そして、ふれあう事でストレスホルモンの減少がみられ、無意識下でストレス解消され安らいだ精神状態になるそうです。親子でいいことだらけですね。

免疫力、抵抗力を高める。

スキンシップは、安定剤としての役割だけではありません。赤ちゃんが愛情や信頼感を感じることによって、副交感神経を刺激し、成長ホルモンを分泌します。成長ホルモンは、赤ちゃんの身体を成長させ、病気に対する免疫力や、抵抗力を高めると言われています。さらに、ストレスに耐える力も備わって、キレやすい子になりにくいそうですよ。

時間がなかなか取れないママのために。

お仕事をされているママや、なかなか時間が取れない・・・と思っているママにも、いい方法があります。スキンシップは、時間が許されれば、それに越したことはありませんが、時間の長さよりも、濃さが重要だそうです。例えば、一日に何度もある授乳中に体をなでてあげたり、おむつを替えた後にギュッと抱きしめてあげる。それだけでも立派なスキンシップです。こちょこちょして遊ぶのもいいですね。赤ちゃんの喜ぶ顔が目に浮かびます。

オキシトシンの濃度を高める方法。

一日5分くらいでできる親子のふれあいを見つけてみましょう。例えば、お散歩やお買い物をしている時に手をつないでみたり、お風呂で体を洗ってあげたり・・・。女の子だったら髪をといて結んであげたりしますよね。毎日することに目を向けて親子のふれあいの時間をさがしてみると、意外とたくさんあるものです。今日からでもスキンシップの時間を大切に過ごしてみましょう。

 

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