なかには病院へ行ってすぐに産まれた！なんて安産エピソードも聞きますが、実際には何時間か格闘することが多い陣痛。赤ちゃんを迎えるために必要な痛みだとはいえ、きついものはきつい！そんな陣痛のさなかに持っていてよかった！というアイテムをご紹介します。
そもそも陣痛って何なの？どれくらい続くの？
初産の方は噂で聞く「陣痛」にドキドキし、二人目以降の方も知っているだけに「またあれを味わうのか…」と思ったり。
もうご存知の方も多いかと思いますが、陣痛は赤ちゃんを子宮の外に押し出す（出産）ために子宮が収縮する痛みです。陣痛の最初は軽い生理痛の痛みに似ているとか、下痢の痛みに似ているなんて言われますね。
だんだん痛みが強く、痛みの感覚が短くなってくるのがお産が始まるサイン。
そして、この収縮の痛みに加えて、赤ちゃんが下りてくるときに産道を押し広げる痛みも結構きついです。
私は2人出産経験があり、上の子は旋回異常であごが上になってしまって自力で下りてくることが出来ず、吸引分娩で無理やり引っ張りだしましたので2人目でこの痛みを初経験しましたが、メキメキっと体の中で音がしたのが分かり、猛烈な痛みがやってきて陣痛よりこっちのがきついーとヒィヒィ言っていました。
けれども出産は十人十色。案ずるより産むがやすし、と言いますが、もうその時がきたら産むしかないわけで、ママはひたすら頑張るしかないです。
私も現在3人目の出産を控えており、実際は戦々恐々というところなのですが、お互い頑張りましょう。
陣痛中にあって良かったもの、その１
ペットボトルに取りつけるストローキャップ
これは必需品です。
どのような体勢が楽なのかは人によりますが、これがあればどのような体勢でも水分補給できます。
私は基本的には横になって痛みをやり過ごしていましたが、陣痛中にはいちいち起き上がってペットボトルを飲むような余裕はありません。
けれども喉は乾くので、本当にこれはあって良かったアイテムです。
かつ、分娩室に持ち込んで水分補給する際にもこのストローがあって良かったなぁーと思いましたので
これは本当におススメ。
100均でも購入可能ですし、子供にも便利なので出産を控えているママさんはご用意を。
陣痛中にあって良かったもの、その２
タオル
お気に入りのタオルを2枚ほど。
単純に汗を拭く用途だけではなくて、病院の枕に巻いたりも出来るし
なんだかいつものタオルに顔をうずめているとちょっと気持ちが落ち着いたりしませんか？
どちらにしてもタオルはあって困ることがないので
フェイスタオルくらいの大きさのものと枕に巻けるくらいの大きさのもの2枚あると良いですね。
陣痛中にあって良かったもの、その3
アロマ
アロマ好きの方には、という限定でのおススメにはなりますが。
私はアロマを持参しました。
リラックスできる匂いのものを持っていき、かなり陣痛がひどくなるまでは頻繁に匂いをかいでリラックスしていました。
自分の好きな匂いをかぐことで、だいぶ気持ちを落ち着かせることが出来ました。
もっともいよいよ陣痛の間隔が短くなってくるとそんな余裕もありませんが…それまでの何時間かを過ごすのに、あってよかったアイテムです。
今回の出産にもアロマを持参しようと思っています。
また、リップクリームもあって良かったアイテムでした。
唇、カッピカピになったので。少しだけですが癒しの効果もあります。
特に秋冬出産のママさんにはリップクリーム、おススメです。
陣痛中にあって良かったもの、その4
ウィダーインゼリーのようなもの。
入院して食事の時間になるとお食事は用意されますが、はっきり言って食べられません。
もちろん余裕のある方は食べてもOKですが、正直それどころじゃない！
お産も長期戦になってくると陣痛で寝られない上に食べられない、という状態に。
少しでも体力を、と思うえば食事を口にしたほうがよさそうですよね。
そんな時の強い味方がゼリー飲料です。
こうしたアルミパックの飲み物等を凍らせて持参するのも、冷たくて気持ち良いので陣痛中には非常に嬉しかったりします。
自分で持ってくるというよりも、ご主人やどなたか付き添いの方にお願いして持っていただいたほうが
冷たい状態で口にできて良いかもしれません。
他にも、赤富士を書くための紙と色鉛筆などの筆記用具など。
いよいよ、という時までは痛みに耐える以外の時間もあったりするので、自分の好きなことをして過ごすためのアイテムを持ってくるのも良いと思います。
陣痛は怖いですが、もうすぐ赤ちゃんに会えるということ。
なかなか陣痛を楽しむというのは難しいことですが、人生の中でそうあることでもないので
なるべく前向きにとらえて準備をしてその時を迎えましょう。
