鋳物ホーローウェア4選。離乳食作りにも人気!

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機能に優れ、見た目も美しい鋳物ホーローウェア。

食材の美味しさを存分に引き出してくれるので、離乳食や食育にもおすすめなんです。

でも、どのブランドのお鍋がいいの?と迷ってしまいますよね。

主な鋳物ホーローウェアの特徴をご紹介します。



ル・クルーゼ

鋳物ホーローウェアの中でも有名なル・クルーゼ。
1925年にフランスで誕生し、以降世界中で愛用され続けています。

ル・クルーゼのお鍋は、本体もフタも厚くて重い構造になっています。
食材にムラなくゆっくり火が入るので、素材の美味しさが引き出されます。
かたいお肉も柔らかく仕上がりますよ。
また、内側につるつるのエナメルを焼き付けてあるので、臭いがつきにくいです。
ただし、ル・クルーゼは無水調理はできません。

また、ル・クルーゼは豊富な色展開と商品展開も魅力のひとつ。
ビタミンカラーのお鍋は、そのままテーブルに出しても見栄えがいいです。
ベビー用の食器なども販売されているので、出産祝いにもいいですね。

ストウブ

ル・クルーゼとは違い、無水調理ができるのがストウブです。

ストウブもフランス生まれで、創業は1974年。
意外と若い?ブランドですが、フランスではプロの料理人の愛用率が高いそうです。

ストウブのお鍋・ピコココットの内部はざらざらした凸凹のつくりになっています。
また、フタ裏の突起により、水分が食材にまんべんなく降り注ぐため無水調理が可能です。
お肉は柔らかく、野菜はしなやかに仕上がります。

また、フタのつまみが金属製なので、そのままオーブンに入れることも可能です。
使い勝手がいいですね。

シャスール

フランスで1924年に誕生したシャスールは、淡くて可愛らしいパステルカラーが特徴です。

シャスールを製造しているINVICTA社は、もともと暖炉を作っている会社。
キッチン、バス、インテリア用品に至るまで、鋳物ホーロー製品にこだわって作り続けています。

シャスールの鍋は、フタ裏にラインが入っています。
食材から上がる蒸気を水滴にして食材に戻す仕組みです。
無水調理はできませんが、蒸し料理にはぴったりです。

フタのつまみが樹脂製なので、フタをしたままオーブンに入れることはできません。

バーミキュラ

上の3つと違い、日本生まれのバーミキュラ。
2010年に発売されて以降またたく間に人気となり、手に入るまで12ヶ月待ちになったことも!

バーミキュラの売りは、究極の無水調理。
フタと本体の密閉性が高く、食材から出た蒸気やうまみを逃しません。
また、底がグリルパンのように凸凹しているのも大きな特徴です。
食材を点で支えることで、鍋底から食材への過剰な熱伝達を抑えます。

そしてなんと、バーミキュラはネーミングサービスがあるんです!
特定の位置に最大11文字までお好きな文字を入れられます。
世界にたったひとつのバーミキュラなんて素敵ですね。

特性を生かして料理を作ろう

鋳物ホーローウェアは、どれも高い性能を持っています。
煮たり焼いたり蒸したり炊いたり…基本的には何でもできます。
基本的に弱火調理ですし、火を止めてからも余熱で調理ができるので経済的です。

かと言って、どのホーローウェアも同じかと言えば、そうではありません。
デザインや使い勝手、料理の仕上がりにやはり差は出てきます。
どれか一番いいかは、個人の好みで決まると言えるでしょう。

鋳物ホーローウェアの特性を知って、美味しいお料理を作りましょう。

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