子どもを熱中症から守るための車内の暑さ対策5選

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猛暑と言われるこの夏ですが、明らかに私たちが子どもだったころよりも平均気温が高くなっていますよね。日本でも、いよいよ40度近い気温を記録するところもでていますし。そんな暑い日に便利なのが自動車でのお出かけなのですが、一旦買物等で車から離れると車内はまさに灼熱地獄。

そんな状況を少しでも緩和するために、ぜひお試しいただきたい対策をご紹介。

チャイルドシートには保冷剤を

 一旦車を離れると、5分、10分でも車内は灼熱地獄に陥っていたりします。シートベルトやハンドルも熱くて握れないこともしばしばあるとは思いますが、チャイルドシートは特に危険。言葉で伝えることができない赤ちゃんだと、大泣きして気付いた時には背中に大火傷というのも本当にあった話。だから、車を離れる時には、予め用意しておいた保冷剤を置いていくか、遮熱シートをのせていきます。
ただ、それを過信してしまうのは危険なので、赤ちゃんを乗せる前には、必ず親の素手で温度を確かめてから乗せてあげること。

後部座席には遮光カーテン

 遮光シートを貼ってしまうと、外が見えづらい状態になるから、私はカーテン派。子どもがぐずった時に、外の景色を見せればご機嫌が治ることもよくありますよね。だから、チャイルドシートを設置している後部座席の両サイドには遮光カーテンをつけています。車の走行方向によって、どちら側からも直射日光が入ってくる可能性があるので、必ず両サイドにつけること。
カーセンターで売られている物は、ママでも簡単、ワンタッチ程度で取り付けられるのでおススメ。

お出かけ前には車を冷却

 家を出る時には、すでに車は灼熱地獄ということもありますね。そんな時は、冷房をMAXにするのもアリですが、より早く冷すためには、ダッシュボードを濡れたタオルで繰り返し拭いたり、車の上から水をかけたりするのがおススメ。こうすることで、車内の熱が急速に奪われ、温度を下げることができます。冷房とダブルで使えば、より早く出かけられる状態になるので、面倒くさがらずに1度お試しあれ。

外出先では風の通り道をつくる

 外出先の駐車場で車内が暑くなってしまった場合、車内に風を通すことで熱を逃がしてあげましょう。効果的な方法としては、助手席の窓を全開にして、運転席のドアを4,5回勢いよく開け閉めすると良いです。この時、効率よく風を通してあげるために、他の席の窓は全て閉めておくようにしましょう。
これで、握れなかったハンドルも締められなかったシートベルトも少しは温度が下がって、出発しやすくなります。

太陽光を遮るのが効果的

 なんといっても一番はコレ!やはり日陰に駐車すると、車内の温度は全く違います。できればそこを狙いたいところですが、皆考えることは同じ。それなら、日陰をキープできなかった時のために、フロントガラスに置く遮光シートを準備しておきましょう。フロントガラスからの直射日光がダッシュボードを温めると、車内の温度は一気に高くなるので、シートを置くか置かないかで体感が10度は違うと言われています。よくある方法ですが、まだ実行していない方はぜひ。

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