里帰り出産をする時に注意しておきたいこと。意外と気付かない!?

14,513 views

里帰り出産は、実家で気をあまり使わずにゆっくりと子育てできるし、家事もそこそこに母体を休めることができるので、私としてはおススメです。ただ、里帰り中に1人になる旦那様や旦那様のご実家への配慮も忘れてはいけません。もちろん、お世話になる自分自身の実家にもですが。これから里帰り出産を予定している方、ぜひ参考にしてみて下さい。

まずは旦那様と相談を

 基本的には、自分自身と旦那さんの2人が納得して決めるのが1番良いと思います。ただ、里帰りを了承してもらった場合、旦那さんには家事の負担が増えることになるので、そこは配慮が欠かせないでしょう。仕事が忙しくて、栄養が偏りそうだと心配であれば、お惣菜を何種類か作って冷凍しておいたり、野菜ジュースをストックしておいたり。自分が実家に帰っている間に旦那さんが困らないように、できる限り気遣いはしていきたいものです。

義実家にもきちんとあいさつを

 古いタイプと言ったら失礼かもしれませんが、結婚したことを○○家の嫁に迎えた等と思っている義両親もたくさんいます。その嫁が、出産前後に実家で世話になることを良く思わなかったり、恥だと思ったりする方々もいらっしゃいます。嫁にきたのだから、自宅かうちで(義実家で)産むのが当然と言われた友人もおりました・・・。妊娠期間中の大切な時期に、そんないざこざで煩わされないためにも、前もって義両親には里帰り出産をすることを伝えておきましょう。その際、旦那さんの口から説明してもらう方が、角が立ちにくいですし、奥様としては、産直後に自宅にいると旦那さんの仕事に差し支えてはいけないからと説明すると納得してもらいやすいのではないでしょうか。余計な心労を増やさないためには、事前準備が肝心です。

実家の滞在期間は決めておく

 里帰り出産した従妹や友人を見ていると、産後2ヶ月経っても、3ヶ月経っても実家にまだいたり・・・まぁ、本人の自由だとは思いますが、半年以上経った友人に「旦那さん大丈夫?」と余計なお世話で声をかけてしまったことも(その友人は、実は離婚調停中でした・・・)。実家が楽だからと、ズルズル滞在してしまうと、いつの間にか帰るタイミングを逃してしまうこともあるようです。帰ってきて欲しいと言ってくれる旦那さんならいいですが、そうとは言わず不信感を抱いてしまう旦那さんや義両親もいます。とっくに自立しているはずなのに、親に甘えてばかりと評判がたたないようにご注意を。ぜひ、旦那さんと相談して、出産前から自宅に帰る日程を決めておくことをおススメします。

お世話になるからには配慮を

 里帰り出産をすると、光熱費や食費等の負担が当然発生するので、まずは親にお金を入れることを申し出てみてはどうでしょうか。親子とはいえ、家計はもう別になっているわけであり、当然自立していますよね。産後は、新生児を抱えてあまり外出できなかったりもするので、夏場や冬場は光熱費がかさみますし、料理や洗濯等の負担を親にかけることにもなります。お金を受け取ってもらえない場合は、何かしら感謝の気持ちを形にできるといいですね。

里帰り出産のエピソード

 私が初産の時には里帰り出産をしたのですが、家にお金を入れるといっても頑なに実母から拒否されたので、たまにおかずやお菓子を買ったり、実父にお酒をプレゼントしたり。でも、問題は里帰り出産後。里帰り中の実家の電気代や水道代が、通常の2倍近くになっていたらしく、電力会社と水道局から電話が・・・。出産からもう10年近く経つというのに、電気代や水道代の話になると、父から必ずこの話をされます。その話を聞きながら、セコイこと言わないでよと少しイライラしてしまう私。それにしても、しつこいなぁと思いながら、ぐっと我慢しています。

こんな記事も読まれています