実家の遠い方は里帰り出産をするかしないか悩まれている方も多いのではないでしょうか。筆者は実家が遠かったということと、初めての出産ということもあり、里帰り出産を選択しました。今回は里帰り出産のメリットを紹介します。
家事をしなくてよいのでゆっくりできる
産後の6~8週間は産褥期と呼ばれ、ママは家事などはせず、ゆっくりと横になって休まなければならない期間です。出産という大業を成し遂げたママの体は元に戻るまでにとても時間がかかります。残業が多いパパで、産後あまりお手伝いをお願い出来なさそうな環境にいるママは、里帰り出産をした方が良いかもしれないですね。
実母がいるので心強い
実母というママとしての大先輩が近くにいることはとても心強いことですね。陣痛が来た時の対処も、母親も経験したことなので、どーんと構えてくれていてとても安心です。私は陣痛の時、母に腰をさすってもらうだけで痛みが少し和らぎました。また、赤ちゃんの抱っこの仕方や寝かしつけの仕方など何もわからなかったので、母に教えてもらいながら、初めての出産、育児を乗り切りました。
産じょく期に育児以外のことは休める
上でも話したように、パパが残業の多い家庭や、実家が離れている家庭では産褥期でもどうしてもご飯支度をしなければならなくなりますよね。出前などの店屋物で賄うことも可能ですが、自分しかいないとどうしても家事をしてしまうママも多いもの。この産褥期にいかにゆっくりと過ごせるかが今後のママの体の回復に関わってきます。実家であれば、母はゆっくりと休むように言ってくれますし、まずご飯の心配もありません。沐浴も手伝ってもらえますよね。
都心以外の方が出産費用が安い
都心の出産費用はとても高いです。大部屋であまり綺麗でない施設でも出産一時金の42万を超える金額になります。出産後の入院費が別途、個室で別途、家族の宿泊で別途費用が更にかかってきます。地方であれば、綺麗な施設で、個室でも42万円で収まるところが多いようです。私の産婦人科では、全て個室の部屋なので個室料金はかからず、主人の泊まる費用だけプラスでかかりました。
まとめ
里帰り出産は実母がいて心強く、費用も抑えられメリットが多いように感じます。でも、立ち会い出産を希望している方には、実家が遠方の場合立ち会うことができない可能性が高くなります。また、里帰り出産するとなると妊娠9ヶ月頃には実家に戻り、1ヶ月検診が終わるまでは帰れないので、2ヶ月近くは家を空けることになります。その点については、夫婦でしっかり話し合って決めた方が良さそうですね。