計のために・・・社会に出たい・・・などなど、小さい子どもを持つママが働き始める理由はそれぞれだとは思いますが、そんな時に大事になるのが育児をどうするのかということですよね。同居や近隣の母親にみてもらうという人もいるでしょうが、多くの人が保育園に預けるという選択肢を選ぶのではないでしょうか。そこで、初めて保育園を選ぶ時に、どんな所を見ればより良い所を見つけられるのかお教えします。
認可保育園か無認可保育園か
保育士の数や保育園の面積等、諸条件により自治体による認可を受けている認可保育園と認可を受けていない無認可の保育園があります。無認可の保育園の場合でも、認可保育園以上のサービス、例えば24時間保育や英語・音楽に特化したプログラムがある等を実施している所もあります。ただ、私としては料金の面から考えると、やはり無認可保育園の方が高額に設定されている所も多いので、その点では認可保育園の方が安心だと言えます。また、契約に関しても自治体が間に入っているので、安心感があると思います。
認可保育園で困ったことも
自治体が間に入っているので安心と言っても、結局そのルールに則って通園規則が定められているため、困った経験があります。自治体によって諸規則は異なりますが、私の子どもが利用していた自治体では、無職期間が2ヶ月を超えると保育園を退園となるため、退職してから次の就職先を探そうとしていた私にとってはかなりのプレッシャーでした。友人の話では、出産前に退職をして妊娠期間中と産後2ヶ月は通園できたけれど、その後退園となったケースもありました。その時既に、友人の子どもは年長であり、時季も12月だったため、別の幼稚園に今更申し込むのも・・・と、結局小学校入学まで自宅で過ごしたということでした。自治体で規則が確立されているため、融通が利かないといえば、そうなのかもしれません。まぁ、きちんと前もって調べておかなかった方も落ち度がありますが。
保育園もそれぞれ特色を出しています
認可でも無認可でも、色々な特徴があるので、ホームページ等をチェックするのも良いです。認可保育園でも、音楽隊を結成していたり、書道や英語のクラスがあったり、体操教室があったりと子どもの教育が充実するように様々なプログラムを組んでいたりします。ある無認可保育園に通っている同僚の話ですが、全てが英語でやりとりされる保育園に通っていたため、地区の小学校に入学した時に日本語がお友達に比べて上手に使えず困ったそうです。結局1年生で日本語を猛特訓し、3年になる頃には英会話が全くできなくなっていたとか。子どもの将来像も考えて、選んでいきたいものですね。
体験してみるのが大事
情報だけではわからないことも多いので、まずは園庭1日解放の日や1日体験等に出向いてから決めるのがおススメです。良い前評判ばかりでも、1日体験に行ってみると、「えっ!」と驚くような環境だったこともあります・・・悪い意味で・・・。保育士さんが他のお子さんにどのように接しているのかを見るのも重要なポイントですね。やっぱり、百聞は一見にしかず!!大事な我が子を預けるのですから、事前準備はしっかりと!!
入園したら最初が肝心
プログラムや保育士さんの対応等々、せっかく希望通りの保育園に入ることができても、子どもがのびのびと過ごせなければ意味がありません。そこで大事にしたいのが、保護者としての態度です。書類は決められた通りに提出するとか、ちょっと早く連れていっても大丈夫とか、ちょっとくらい遅くなってもとか、自分たちからすればちょっとしたルール違反でも、保育園から見れば立派な迷惑行為です。仕事を始めたばかりで大変なのはわかりますが、それ以上に保育園に通い始めたばかりの我が子のことを考えて行動したいですね。