子供が0歳児の時に、乳児性湿疹になってしまった経験があります。
近くの病院で相談したところ、「赤ちゃんは誰でもあることだから」と言われてそのままにしておいたところ、ひどくなってしまい、別の病院に。
すると、「そのまま放置するとアトピーになります」と言われました。
アトピーになってしまうと、肌がキレイに戻らないこともある危険性のある乳児性湿疹。
気をつけるポイントと、対策法、おすすめ商品をまとめてみました。
アトピーにつながる乳児性湿疹
乳児性湿疹は、乳児の肌トラブル全般をいいます。カサカサ、ベタベタ、症状は違っても全部乳児湿疹になります。
皮脂分泌の多い赤ちゃんの肌はとてもデリケート。乾燥したり、逆に汗をかいてあせもになってしまったり。
その後、アトピー性皮膚炎になるかどうかは、その子の症状によりますが、早めに対処しなくては手遅れになることがあります。
乳児性湿疹についての基本ケア
基本ケアは
・お風呂に入った時は「ぬるめのお湯」で全身を優しく洗う
・石鹸の泡で丁寧に汗を流す
・清潔にした後は保湿必須!
・かゆくて掻く場合はつめを切ってミトンをする
の4つ。
上のケアをしていましたが、「かきこわし」と呼ばれる症状が出てしまい、対処しきれずに小児科へ行きました。
すると、乾燥性の乳児性湿疹だったため、
・身体を洗う時は石鹸不要(下半身を洗う時は使ってもOK)
・かゆみがあるので、飲み薬を処方
・保湿剤を処方
と言われ、薬を処方してもらいました。
赤ちゃんによって違いますが、私の場合はお医者さんに行ってよかったです。
それまで、かゆい時は自分でかいてしまって血が出てきた「かきこわし」もありました。飲み薬を飲み始めてからは、かゆみによる「かきこわし」がなくなってきました。
家でも病院で処方された薬を参考にケアをしています。
おすすめ商品①:ヴァセリン
おすすめ商品はヴァセリン。病院で処方された薬もヴァセリンとヒルロイド剤、ステロイド系の薬でした。
最初にヴァセリンをたっぷり塗って、かゆみがあるなら、その上からヒルロイド剤やステロイド系の薬を塗ります。
症状が軽くなってきたら、ヴァセリンだけでいいと言われたので、家にもヴァセリンを常備してたっぷり塗っています。
化粧品には大抵入っていると言われるヴァセリンは、保湿の役割もばっちりです。
子供が使わなくなったら、大人も使うことができるのも魅力。
パッケージのおしゃれな海外製のヴァセリンを選んでいます。
おすすめ商品②:WELEDA・スキンフード
ナチュラルコスメのWELEDA(ヴェレダ)のスキンフードは、産後の乾燥対策のためにハンドクリームとして使っていました。
クチコミでボディ―クリームにもなると書いてあったので、子供にも使ってみたところ効果てきめん。乾燥していた部分がしっとりしてきてすべすべの肌になります。
ハーブの香りは好き嫌いもありそうですが、子供は香りが好きなのか落ち着いて眠ってくれて、このクリームが好きなよう。
ナチュラルコスメなので、子供にも安心してつけることができます。
おすすめ商品③:キュレルローション
キュレルローションは、たっぷり使える保湿剤を探していて出会いました。伸びのいい乳液です。
水分量が多いので、使うコツはたっぷり使うこと。浸透した後、部分的に乾燥してしまうので、更に追加で塗って対策をしています。
キュレルはドラッグストアで購入できて、商品の裏には「赤ちゃんにも使えます」と書いてあります。
価格もお手頃なので、家庭に常備しておきやすい商品です。
乳児性湿疹は、その子によって対処法もさまざま。経験者からいうと、早めに「納得いく対応をしてもらえる病院に行く」こと。
アトピーになるかもしれない症状なので、お医者さんに聞いて対策してみるのをおすすめします。