3歳までの子育てに必要なこと

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3歳までに教えたことは、大人になってからも記憶されているものと言われています。音楽でも、英語でも、水泳でもとにかく3歳までに沢山のことを経験させておくことが大切です。音楽は、学校行ってからも使います。水泳は、体を丈夫にするためにも必要です。英語も3歳までに聞かせておくだけで少し理解できるようになっていたりします。何を教えるべきなのか紹介していきます。



3歳までの習い事

習い事といっても沢山あって迷いますよね。いくつか紹介していきたいと思います。

・水泳
水泳は、ほとんどの子供が習っているのではないでしょうか。夏でも冬でも関係なしに室内のプールであればやっています。プールに入るだけで体力を使います。その為、健康にはとても良いスポーツなのです。1歳ごろから始められるかと思います。
幼稚園でも小学校でも水泳は必ず授業に入ってきます。1歳から習っている子は、水嫌いにもならず尚且つ風邪も引きにくい体質になるので習い事の中では人気かと思います。
私も小さい時プールを習っていました。そのおかげで、風邪も全く引かず熱も出さなくなりました。始めるなら物心つく前に始めたほうがいいですよ。
親も一緒に水着を着てやるので親のダイエットや健康にも良いので、是非子供と一緒に習って欲しいと思います。

・音楽
リズム感を覚えさせるにも、音楽はいいです。近くに音楽教室があると便利ですが、子供はお母さんの声が1番綺麗だと思っています。その為、毎日歌ってあげることで子供も安心しますし、リズムも覚えるのが早いです。
私も子供が2歳の時に音楽教室に通わせました。私も歌うことが好きなので、毎日歌ったりしていたせいか子供も音楽がとても好きで音楽がかかるだけでも歌ったり、踊ったりしていました。歌に合わせて、手を叩いてみたり、頭やお尻を叩いてみたり踊りは自由です。
毎日繰り返すことで頭はどこ?と聞くと理解できていたりします。勉強にもなりますし、言葉を覚えるのも早いです。
幸せなら手を叩こうやぶんぶんぶんなどわかりやすくて、踊りやすい曲がお勧めです。
手遊びを入れて音楽をやることで子供も楽しめて、大人も楽しめます。子供が笑っていなくても大人が楽しくやればそのうち子供もわかってきますので、初めからできなくても大丈夫です。
周りの子ができているのに自分の子はとは思わず、その子によってペースや発達がありますのでゆっくりやってあげてください。

・体を動かす
とにかく体を動かしてあげることが大切です。新生児の場合は、足を揺らしてあげたり、手を上に伸ばしてあげたり、とにかく体を動かすことは楽しいことだと教えてあげましょう。
歩けるようになると自分で行きたいほうに行きますが、公園に連れて行ってあげ沢山歩かせてあげてください。足腰も強くなりますし、健康になれます。
抱っこばかりしていると抱っこ癖がついてしまい親も大変ですよね。少し歩いたら褒めてあげてください。褒めることで子供もやる気になります。
出来る範囲で運動をさせてあげれば、良く寝て、良く食べて大きく成長していきますので運動することは大切なことです。

教えておきたいこと

3歳までに教えておきたいことを紹介していきたいと思います。

・挨拶
こちらは、どこに行っても必要になってきます。人見知りでなかなか言えない子もいますが、親としてきちんと挨拶ができる子になってほしいですよね。
こんにちは、と声を出すことができるということは、これから子供が社会生活を送っていく中で大きな財産となります。無理やり挨拶をさせても子供は出来るようにはなりません。大人が周囲に挨拶する姿を見て子供は学びます。
親が子供の見本となって挨拶するように心がけましょう。子供は、見てないようで見ていますし、聞いてないようで聞いています。何でも真似をしたがる年齢の時に挨拶を習慣づけておきましょう。

・食事の際は座っている
食事の際に落ち着きがなく立って食べている子も中にはいます。しかし、食事中は普通立って食べませんよね。食事のときには座っている、肘をつかないなど、本当に基本的なことだけを教えていくようにしましょう。まだ小さいから、まだ理解できないからではなく、できなくてもきちんと教えることが大切なのです。

・手をつなぐ
外に出ると沢山の危険があります。子供も歩けるようになると一人で歩きたいというように親が手をつないでも振り払おうとしたりします。しかし、手を繋がないといつ事故にあうかわかりません。
せめて外に出る際は、手を繋いで歩くように習慣づけましょう。歩けるようになってから急に外に出るときは、手を繋ぎましょうと言ってもなかなか出来るものではありません。よちよち歩きの段階で手を繋ぐことが出来ていれば、未然に危険を防げるかもしれません。
手を繋ぎたくないと言われたら、どうして手を繋いで歩かないといけないのかを説明してあげてください。説明しても理解できないかもしれませんが、毎日繰り返し言うことでわかってきます。
お友達と遊んだ際に、お友達に手本を見せてもらい教えていくのもいいかもしれないです。

上記の3つだけでも習慣づけておけば、社会にも通用します。自分が小さい頃やってもらったことなどは、少しは覚えているものです。挨拶ができない子は、社会でも通用しません。笑顔で大きな声で挨拶できるようになってくれたら嬉しいですよね。
時間がかかってもいいのです。ゆっくり、正しく教えてあげることが子供のとってプラスな経験になるのです。プラスな経験は、どんどんさせてあげてください。大人になるためには、必要なことです。
教えるのも難しいかもしれませんが、教え込むのではなくお手本を見せてあげ自ら子供に覚えてもらう。そのようにしたほうが覚えも早いと思います。

教えてはいけないこと

3歳までに教えるのが1番記憶力もありどんどん覚えていきます。しかし、中には教えてはいけないこともあるのです。

・ひらがな
初めに覚えるのはひらがなです。3歳までにあいうえおを教えたらあっという間に覚えます。しかし、ひらがなを覚えると今度はカタカナ、漢字とどんどん教えていきたくなるのが親です。親としては、頭のいい子に育ってほしい、いい大学に行って欲しいなど思いはあります。
考える力は、親には見えません。知識は、目で見ることができますが、子供がどれだけ考えているのかは見えませんよね。ひらがなを教えるよりも積木やブロックなどから子供は考える力を身に着けます。子供が楽しがって覚えているようにみえますが、親がただ教え込ませているだけで考える力には繋がらないのです。

幼稚園までの年齢は、勉強をさせるというより遊び中心でいいのです。嫌でも小学校に入れば勉強をしなくてはいけません。3歳から勉強をさせているのと、小学校から勉強させるのでは違いはありません。早く教えれば良いというわけではないのです。
大きな器が形成されるのは、小学校に入ってからです。それまでは、考える脳を作る期間だと思ってください。
大きな器を形成するには、子供の好きなことをやらせてあげることです。自分が子供の頃に野球をやっていたから子供は野球をやらないといけないなど決めつけるのではなく、子供が自らやりたいものをやらせてあげそれを応援してあげるのが親だと思います。
何かに一生懸命になるということは素晴らしいことです。
それでも、子供によって出来る子、出来ない子の差はでてきます。しかし、他の子と比べ出来ないから注意するのではなく出来たことに関して褒めてあげてください。子供は、親に褒められると頑張れるものです。
その子に合ったペースでやらせてあげてください。

それでも、出来ないと心配。そのように思われる親も中にはいます。自分がどのような母親になりたいかをよく考え、子供の悪いところではなく良いところだけを見てあげれば、見えなかった考える力も見えてくるはずです。
その子が何を考えているのか、子供と真剣に向き合ってください。
真剣に向き合うことができれば、子供はその期待に必ず応えてくれます。勉強しなさいとあまり言わずに見守ってあげることも大切です。言わな過ぎても、子供は言われないからと言ってやらなかったり、違う道に進んでしまったりしますので、悪いほうに道が進んでしまったら親としてしっかり叱るべきです。怒るときと、褒める時の強弱をつけるのがいいですね。

好き嫌いを無くす

2歳や3歳ごろになると好き嫌いが出てきますよね。1度食べないと断固として食べなかったり、お弁当に入れると友達にあげたりなど色々あるかと思います。
そこで、どうしたら好き嫌いがなくなるかをお話していこうと思います。

・野菜を育ててみる
ベランダや庭で育てられる簡単な野菜を子供と一緒に育ててみるのがいいです。食べず嫌いというのもありますので、1から育ててみて野菜のことをまず子供に知ってもらうのがいいでしょう。
水をあげ芽が出てきてそれが、時間と共に成長していったら子供もきっと楽しくなってもっと育てたくなり、食べてみたくもなると思います。トマトやキュウリが1番簡単で場所も取らず育てることができると思います。

・一緒に作ってみる
3歳くらいになれば、一人で混ぜたりすることは出来ると思います。親と一緒に育てた野菜で料理をしてみるのもいいかと思います。自分で作ったものなら食べれたということもありますので、楽しく料理に誘ってみてください。
子供に作らすと時間がかかってやだという親もいますが、好き嫌いを無くしてあげたいのなら時間を惜しまず一緒に作ってみてください。簡単に出来るものでいいのです。
言葉かけも重要です。子供がウルトラマンになりたいのなら、これを食べたらウルトラマンみたいに強くなれるよなど。子供に言ってみてください。そしたら、頑張って食べるかもしれませんよ。

・ご飯は楽しい
ご飯を食べるのは楽しいということを教えたほうがいいです。ただ、食べるのではなく彩りを考えて作ってあげたり、話しかけながら食べたり。とにかく、食事をすることは、楽しいんだよという風に教えてあげてください。
つまらない食卓で食べたくないですよね。それは、親も一緒だと思います。
野菜なども可愛い形にくり抜いてあげたり、それでも無理なら逆に細かくして他のものと混ぜてしまい、食べれるようになったら大きくしてみるなど工夫も必要です。

いかがでしたでしょうか。私も子供が2歳の時に好き嫌いが多くて困っていました。そんな時に野菜を育てたりしているうちに、食べてくれるようになり今では安心しています。子供の時は食べれたのに大きくなったら食べれなくなったというものもありますが、小さいうちは沢山の食材を食べさせてあげてください。
成長するうえで、バランスの良い食事を心がけてください。
上記を全てやったのに食べてくれないと思わないで、その子なりに何かがトラウマになっているのかもしれませんので、ゆっくり焦らず食べれるように親が工夫してあげることが大切です。

交通ルールを教えるには

交通ルールを教えるのは難しいですよね。まず、赤と青の区別がつかないと教えられません。そして、車にひかれたら危ないと言葉で伝えても、子供にとって何が危ないのか理解できません。
完璧に覚えるには、少し時間がかかるかもしれませんが歩けるようになってから少しずつ教えていくようにしましょう。

・自分の足で歩かせる
歩けるようになったら出来る限り歩けるように、歩く練習をさせましょう。抱っこ癖がつくとなかなか歩いてくれず交通ルールを教えることもできません。まずは、少しでも多く歩かせ道路では手を繋いで歩くということを教えてあげましょう。

・信号の赤と青の区別を練習させる
赤は止まれ、青は進めを何度も経験させます。普段からどこ行くにも車やベビーカーではなく、公園まで散歩をしてみたりして道路を歩かせることを経験させましょう。道路は、危険だからつい抱っこしがちですが短い横断歩道などで練習させてみてください。
信号を使ったゲームなどもいいかと思います。ゲーム形式だと子供も分かり易くて楽しく覚えることができます。
例えば、今赤色であれば赤は止まるの?それとも進の?と聞いてみたり赤で車も止まってるから止まってみようかなど言って赤は止まらなくてはいけないということを教えます。初めからは、勿論できません。歩けるようになってから言葉がまだわからない年齢だとしても何度も伝えてください。いつかは、出来る日がきます。

・信号がない横断歩道でも左右の確認
信号がなくても横断歩道があるということは、車や自転車がきますよね。信号が理解できたとしても信号がない横断歩道では、左右の確認せず渡ってしまうかもしれません。そうならないためにも、小さくて人通りの少ない交差点や横断歩道でも大げさに左右の確認をしてみてください。
大げさにやることで子供は、何をしているのだろうという気持ちからお母さんの真似をするかもしれません。
真似ができたら今度は、車がきたらひかれて痛い痛いになるから、右と左をしっかりみて渡ろうねと優しく声がけしてあげてください。こちらも何度も繰り返し行う事で覚えていきます。3歳までにやらないととは思わず、小学校に入るまでには覚えておきたいことの一つだと思います。
幼稚園にしろ、友達と手を繋いで散歩などに行くかもしれません。少しでもルールがわかれば、先生の話も聞けると思います。
少しずつ経験を積んで覚えさせてあげてください。2歳から教えるのは早い、理解できないから教えてもではなく教えてください。子供は、覚えるのが早いです。道路は危険も多いので教えといて損はないですよ。

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