愛をもって見守る子育て~主役である母親の役割~

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母性とは子どもを無条件に受け入れ、愛するという感性、特性です。母親は、妊娠中から我が子を大切に、と気にかけています。出産後も数ヶ月間は、授乳や世話で眠る間もないほど忙しくしていますが、そのときに発揮されているのが母性です。

ここでは、この母性という無条件の愛をもつ母親の役割についてまとめています。



包み込むような母性で子どもを無条件に愛してあげる

子どもがどんなふうに成長しても、無条件で受け入れる。ありのままでほめる。このように、子どもを全面的に受容してあげること。これが母性です。
我が子に、まなざしや笑顔を向け続けることで、子どもは安らぎやくつろぎを感じられます。例えば、スプーンを上手に使えないことよりも、手づかみで食べられたことを喜んであげましょう。
このように、子どものありのままを承認してあげることで、子どもは親や友達の話を聞ける子になります。親から承認されればされるほど、自分や友達を承認することも上手になります。そして、親に大切にされたという実感が、子どもの心の中で確かな自信になっていきます。
子どもを承認するということは、親が子どもを信頼しているということです。そして、親に信頼されているからこそ子どもも親を信頼することができ、言うことをしっかり聞けるようになります。

「かわいい」と思ったら、言葉やしぐさで表す

子どもはかわいいかから、かわいがるのではなく、かわいがるから、かわいくなります。この子を幸せにしてあげようと思って心を掛けてかわいがることで、子どもは大切にされると感じ笑顔が増えます。その笑顔で親はますます我が子がかわいくなるのです。
そして、かわいがられた子は自分を好きになります。例えば、子どもが新しい帽子をかぶって見せてくれたら、「かわいいね」と言葉に出すのはもちろんよいのですが、これに明るい口調で話しかけ、子どもの行動に手を叩くなどしぐさを返して、かわいいと思ってることを少し大げさにでも伝えてあげましょう。

「どうして」と「しなさい」はできるだけ言わない

「どうして」と聞いても、子どもは上手に答えることができません。そして、「しなさい」と言っても、まだできないことや、してしまったことは、どうしようもありません。だから、この二つの言葉は禁句なのです。
大切なのは、何事も肯定的に伝えることです。子どもには基本的に、「してほしくないこと」ではなく、「してほしいこと」を肯定的に伝えましょう。しかし、一度言ったくらいで理解する子はいません。同じことでも、次の機会にまた伝えましょう。
肯定的に伝えられた子どもは、しだいに言わなくてもできるようになります。ここで大事なことは、子どもが自分で取り組むまで急かさずにじっと待ち、できたときには、言葉でしっかり褒めてあげることです。辛抱強く待っていれば、いずれは自分でできるようになる日がきます。
とはいえ、「どうして」と「しなさい」を使わない親はいないでしょう。ポイントは、言いすぎないことです。まずは、使う回数を減らしましょう。それで十分です。

手がかかるのは、健全に成長しているからです

子どもに手がかかるのは当たり前のことです。年齢相応に手間がかかるのは仕方がないことだと考えて、叱ってやめさせようとしないようにしましょう。食べ物をこぼすなど、手間のかかる失敗をしても、静かに受け止め大げさに怒らないで下さい。
お母さんが疲れているときは仕方ないかもしれませんが、普段は子どものかける面倒をおさえつけずに付き合ってあげましょう。
子どもは幼いころにいろいろと挑戦して手間ををかけた分だけ、多くを学び成長していきます。面倒だからと、親が全てをしてしまえば子どもは十分な経験を積むことができません。
いつまでも手間のかかる子はいません。成長につれて面倒は必ず減っていきます。それだけ面倒をかけるということは、健康に幸福に発達している証拠だということです。

まとめ

男性の育児参加が話題になっている時代ではありますが、やはり母親が育児において母性を十分に発揮することは子どもの成長にとって重要です。
母性によって心から安心できたとき、子どもは基本的信頼を獲得します。
もちろん父親がその役割を担うことも場合によってはできるでしょう。
しかし。やはり育児の主役は母親であると私は思います。

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