新生児の赤ちゃんの体についての5つの重要ポイント!

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生後4週間の時期を新生児期といいます。

この時期は自分の力で発達していくことに慣れるための大切な時期です。

もっとも大きな変化は自分の力で呼吸し、栄養をとりいれていかなければいけないということ。

赤ちゃんが無理なく慣れていけるように環境を整えてあげましょう。



一番大切なこと

まずはたっぷりの愛情を注いであげることです。
これがなにより大切。
赤ちゃんは「見る」「聞く」などの五感が生まれたときから機能しています。
やさしく抱いてあげたり、言葉をかけてあげたりすると、赤ちゃんにしっかり届いています。
生後すぐからコミュニケーションをとることが大切。
愛情をたくさん注いで親子のきずなを深めていきましょう。

体重・姿勢・体温

出生後、体重が一時的に減ることがありますが、出生時の10パーセントくらいまでの減少は心配ありません。1週間くらいでもとに戻ります。
赤ちゃんの自然な姿勢は腕はW型で足はM型です。
手足をよく動かし、上を向いている時は左右対称に動かすのが特徴です。
体温調節はまだ一人では難しいです。
周りの温度に左右されてしまうので、室温をこちらで調節してあげましょう。
暑すぎたり寒すぎたりしないように気を付けてあげましょう。

呼吸・脈拍

まだ心臓や肺も小さいです。
ですので、大人と比べると呼吸数も脈拍も多くなります。
呼吸数は1分間に40くらい。
脈拍は120~140くらいです。
泣いた後や授乳のあとなどにはさらに増え体温もあがります。

視覚・聴覚

明るい・暗いはよくわかり、明るいほうを見ようとします。
ものの輪郭はまだぼんやりとしか見えません。
ですが、見えてはいます。
人の顔はよく見えるので、30センチくらいに近づけながら話しかけてあげてください。
耳も聞こえています。
特にお腹のなかで聞いたお母さんの声は大好きです!

うんち・へその緒

最初にでるうんちはネバネバした黒っぽいうんちで、これを胎便といいます。
やがて少しずつ黄色みをおびたうんちになってきます。
へその緒はたいてい生後1週間くらいでとれます。
とれたあとは3~4日で乾いてぽろりと落ちます。
ケアが必要ですので、ケア方法は出産した産院などで指導してもらいましょう。

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