心配しないで大丈夫な新生児によくみられる5つの症状まとめ

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妊娠中からでも知っておきたい生まれたばかりの赤ちゃんの特徴をまとめました。

やっと自分の力で泣き始めた赤ちゃん。

でもまだまだ外の世界は初めてです。

お母さんお父さんの優しい愛情で外の世界に慣れさせてあげてください。



頭は柔らかく産道を通るときに変形したりします。
ですので生まれたばかりの赤ちゃんの頭が真ん丸でないのはよくあること。
心配しないで大丈夫です。
数日で元にもどります。
額の少し上のペコペコと柔らかい部分を大泉門といいます。
ここは赤ちゃんにとってもとても大切な部分。
強く押さないように気を付けてください。

皮膚

産まれたばかりの赤ちゃんは産毛がいっぱい生えています。
新陳代謝が活発で、空気の中に生まれてきて新生児落屑がおこります。
2~3日すると黄疸によって黄色っぽくなります。
余分な赤血球が壊れるために起こります。
基準値以上になると光線治療をします。
2週間程度で問題のない数値までさがりますが、2か月ころまで顔と白眼に多少
黄染が残ることはよくあります。

嘔吐

あかちゃんはとても吐きやすいです。
苦しそうな様子もなく、飲んだばかりの母乳やミルクを吐き、
吐いた後ケロッとして機嫌がよいのは心配のない溢乳です。
吐いた時にむせたりするようであれば、背中をさすって楽にしてあげましょう。
嘔吐とともに発熱したり、顔色が悪くぐったりするようであれば心配ですね。
何度も嘔吐を繰り返したらお医者さんにみてもらいましょう。

下痢・便秘

赤ちゃんのうんちは、柔らかさも回数も個人差があるものです。
おむつを替える度に少量の水のようなうんちが出るのも母乳の赤ちゃんにはよくあることです。便の色も黄色や緑色です。はじめは驚くかもしれませんが心配はいりません。
中には便秘の赤ちゃんもいます。
2,3日に1回の便でも、それほど硬くなく、赤ちゃんが元気で母乳やミルクをよく飲むようなら問題はいりません。
お腹が張ったら要注意です。便秘の可能性がありますね。
母乳不足や腸などの病気の可能性もありますので、
お医者さんにみてもらいましょう。

体重

赤ちゃんの体重は産まれてから数日間は減少していきます。
生理的体重減少といいますので問題ありません。
およそ10パーセント前後、減少するといわれています。
しっかりと母乳やミルクが飲めていれば1週間から10日くらいで出生体重に戻ります。

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