母乳育児のために知っておきたい5つのポイント!!

3,328 views

母乳育児はママにも赤ちゃんにもいいことがいっぱい!

でも、赤ちゃんが生まれたら母乳は自然に出るものと思っていたら大間違い!

スムーズに母乳育児をスタートするには、妊娠中からの準備が不可欠です。

今からしっかり準備しておきましょう。



母乳の出るしくみ

母乳を作るホルモンであるプロラクチンは妊娠中も出ていますが、胎盤がはがれると
多量に出ます。
しかし、そのままにしておけばいずれホルモンは止まってしまいます。
赤ちゃんが吸うことでホルモンが持続的に出て、血液から母乳が作られるのです。
赤ちゃんがおっぱいを吸うことが一番大切なんです。

おっぱいのしくみ

母乳は血液から作られます。
その血液は乳房基底部ということろから流れてきます。
基底部からの血流がよいと母乳の出はよくなります。
赤ちゃんは乳頭と乳輪部を舌でしごくようにおっぱいを吸うため、乳頭、乳輪が硬く
伸びが悪かったり、短かったりすると赤ちゃんが吸いにくくなります。
また、乳頭、乳輪部を傷つけてしまい、トラブルを起こしやすくします。
そうならないために、妊娠中からおっぱいケアをしておきましょう。

乳輪のかたさをセルフチェック

乳輪部がかたいと、赤ちゃんがうまくおっぱいが吸えません。
現時点での乳輪の硬さをセルフチェック!耳たぶのような触り心地のよい乳輪を目指しましょう。保湿ケアをすると、乳頭や乳輪がやわらかくなり、赤ちゃんが吸いやすい状態に!妊娠16週から行うことができます。
まずは、清潔なコットンにひたひたになるくらいたっぷりのオイルを含ませます。
それを乳頭にあててラップをし、そのままの状態で15分放置します。最後に洗い流したら終わり。マタニティー用のオイルやバージンオリーブオイルなどの植物性由来のオイルを使用することをおすすめします。

冷えを改善!血流UP!

体を温めておっぱいまわりの血流をよくしておくと、母乳の出やすい体になります。
ストレッチなどは毎日少しずつ続けることが大切。ただし、おはなが張ったらすぐに中断してゆっくりと横になって体を休めてください。
冷房で夏の体は意外と冷えがち。
意識して体の中から温めることが大切です。暑いときはどうしても冷たい飲み物が欲しくなりますが、妊娠中は少し我慢。冷たい飲み物を摂りすぎると血液循環が悪くなり、母乳の出に影響します。飲み物は白湯やノンカフェインのお茶などがおすすめです。
服装の工夫も大切。夏でも常にはおりものをそばに置いて、冷房対策をしましょう。
特に足は冷やさないように。体全体に影響を及ぼします。

母乳にいい食事をしよう

おいしい母乳は、穀物と野菜をたっぷりとる食生活からつくられます。
脂肪や乳製品、卵などをとりすぎると、乳腺が詰まり、ドロドロとおいしくない母乳になってしまうので要注意!母乳にいいのは「和食」です。一汁三菜の定食が基本。
主食は基本ご飯がおすすめ。主菜はなるべく脂肪分が少ないものを。副菜は野菜や海藻を中心に2~3品、一日一回は汁物を食べて。
なかなか習慣にするのは難しいですが、市販のお惣菜をプラスするのもOK!
市販ものを買うときは、なるべく塩分のすくないものをチョイス!

こんな記事も読まれています