離乳食も3回食に進む頃になると、手づかみ食べの練習が始まります。
机周りがとても汚れるしせっかく作った離乳食もぐちゃぐちゃ。
これが毎回続くのでママにとっては試練の時とも言えるかもしれません。
しかし、赤ちゃんが一人で食べられるようになるためにはこのつかみ食べ練習はとても大事なんです。
いつ頃から始めたらいい?
3回食に進んでいて、食べ物に手を出したりスプーンを自分で持ち違ったりするようになったらつかみ食べスタートのサイン。
始めてみるとわかりますが、この時期の片付けは本当に大変。
テーブル周りはもちろんのこと、赤ちゃんの手は食べ物まみれ、しかもその手で頭や顔を触るので全身食べ物まみれになります。
しかし、食べ物を手でぐちゃぐちゃにしているのは触り心地を楽しんで学んでいるのです。
ついつい手を出したくはなりますが、赤ちゃん自身の「自分で食べたい!」という気持ちを尊重して、ママは気楽にゆったり見守ってあげましょう。
気をつけることは?
歯茎にしっかりと力を入れて食べられるように、きちんと足を床につけて座れる椅子を用意しましょう。
床にレジャーシートなどを敷いておくと片付けが楽になります。
また、割れない素材で作られた吸盤付きの食器等も用意しておくと安心です。
赤ちゃんには食べこぼしをキャッチできるエプロンをつけさせ、汚れてもいい服を着せておきましょう。
ママもエプロンをしておくと洋服が汚れずに済みます。
まずはおやつで練習してみても◎
筆者がつかみ食べの練習のために初めて使ったのはおやつです。
もっと具体的に言うと赤ちゃん用せんべいと干し芋。
赤ちゃんがつかみやすい形状になっているしよごれにくく、なんといっても準備するのが楽!
特に干し芋はただの芋なので栄養も多く安心して食べさせられました。
意外と固いので始めはきちんと食べられるのか不安でしたが、歯茎で上手に潰して食べていました。
蒸しパンもオススメ!
ホットケーキミックス大さじ3に対して牛乳大さじ1.5を加え、クッキングシートを敷いたお皿の上にのせます。
シートごとラップをしたらレンジで1分加熱。
これだけで蒸しパンの出来上がり!
筆者は記事の中にほうれん草や小松菜のペーストを混ぜたり、果物を潰したものを加えたものを朝食に出していました。
ほんのり甘みがあるので子どもも自分から手を出して食べていました。
お焼きも簡単でオススメ!
最後にオススメしたいのはお焼き。
芋類を茹でて潰し、人参やキャベツ、挽肉等と片栗粉を混ぜて一口大に丸めます。
あとはホイルを敷いたトースターにのせて焼くだけで簡単にできます。
鉄分不足にならないためにひじき等を混ぜ込んでもいいかもしれません。
コロコロした形のお焼きは口に入れやすかったようで、次々口に放り込んでいました。
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いかがでしたか?
赤ちゃんは自分の好きなものなら何度か練習するだけで進んで口に入れてくれるようになります。
頑張らなきゃ!と無理することなく、ママも赤ちゃんも楽しく練習を進めていきたいですね。