妊娠中に摂取したい!!大切な栄養素5選

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健康な赤ちゃんを産み育てるためには食生活が重要です。

赤ちゃんのために必要なエネルギーとは言っても、やみくもにカロリーの高いものを食べるのはNG。

さまざまな栄養素をまんべんなくとりましょう。欠食や栄養の偏りがないように普段から心がけることが大切です。

特に必要とされている栄養素を5つご紹介。



葉酸

葉酸はビタミンB群の一種で特に妊娠初期に十分にとっておくと貧血予防や先天性神経管閉鎖障害の発生リスクを抑えることができ、たっぶりとっておきたい栄養素です。
まだ葉酸欠乏症貧血の予防にもなります。
主に緑黄色野菜や納豆・豆類、果物、イモ類などに多く含まれています。
妊娠初期には食事に加えてサプリメントなどの栄養補助食品から1日400㎎の葉酸を摂取するようにと推奨しています。

ビタミン

ビタミンは妊娠中の体や赤ちゃんの体を作るうえで必要な栄養素の一つ。
ビタミンB群には糖質をエネルギーに変え、成長を促します。B6はつわりの食欲不振や吐き気を和らげる効果もあります。ビタミンCは細胞同士をつなぐコラーゲンをつくり、鉄分の吸収力も促進します。また、免疫力を高める効果もあり、風などの感染症の予防にもなります。ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進したり、骨の形成をたすける働きを持っています。妊娠中にはできるだけ不足しないように気を付けましょう。

鉄分

妊娠すると体内の血液量が多くなり、生理的に血液がとても薄くなります。また、胎盤を成長させるために多くの鉄分が必要となります。鉄分不足で貧血になると、
流産、早産をはじめ、赤ちゃんの発達にさまざまな問題を招きます。
鉄分を多く含んだ食品をたっぷり摂るのはもちろん、吸収を助けるビタミンCやたんぱく質を含む食品と組み合わせてより吸収率を上げましょう。
ただし、食事と一緒にカフェインやタンニンを含む緑茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶を摂ると効果が激減します。
食事の前後30分は飲むのは控えましょう。

カルシウム

生まれてくる赤ちゃんの骨や歯を上部にするためには、カルシウムはとても重要。
不足するとママの骨から赤ちゃんに取られることに。牛乳や乳製品、大豆、小魚類などに多く含まれています。
乳製品については、赤ちゃんのアレルギーを心配するママもいますが、
因果関係はないとされています。
タンパク質やビタミンDと一緒にとることで吸収率がアップします。

食物繊維

食物繊維は便と混じり、便をやわらかくしながら量を増やし、腸の働きを活発にします。
妊娠すると、プロゲステロンというホルモンの影響と子宮の増大で腸が圧迫されますので、腸の働きが鈍くなり便秘になりやすくなります。
食物繊維が豊富な野菜や海草類などを積極的にとるようにして、便秘を予防しましょう。

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