2歳を過ぎると気になり始めるのが『トイレトレーニング』。でもなかなかスムーズには進まずイライラ焦ってしまったり。トイレトレーニングは本人だけでなく、周りの大人たちのサポートがとても大切です。夏直前、トイトレを始めるのに最適なこの時期に、お母さんに心がけてほしいこと4つまとめました。
トイトレの進め方
■トイレトレーニングはいつ始める?
・一人で歩ける。
・言葉がわかる。簡単な意思疎通ができる。
・おしっこの間隔があく。(2時間程度)
これを満たす時期は1歳半~2歳半頃と言われています。
また、冬だとおしっこの間隔も短くなってしまいますので、洗濯物も乾きやすい夏に始めるのがおすすめです。
■トイレトレーニングのポイント
トイレトレーニングは焦って始める必要はありませんが、パパやママの働きかけがとても大切な育児でもあります。「トイレで用を足す」ことは、ハイハイしたり歩いたりという本能的な行動とは異なり、人間特有の社会的な行為だからです。
これからトイレトレーニングを始めるパパやママたちはぜひ次の働きかけに注意してください。
①よく観察する
子どもの成長のペースに合わせた働きかけをすることが一番大切です。おしっこやうんちがしたくなったことを感じてもぞもぞするようになったな、とか、うんちをしたくなって少し顔や体に力が入り始めたな、というスタート開始のサインをキャッチできるよう、子どもの様子をよく観察しましょう。
②イライラしない、怒らない
実はこれが一番難しいんです。
おもらししてしまったり、トイレに行くのを嫌がるとついイライラしてしまうこともあるかもしれません。しかし、叱ることは逆効果で、余計に失敗するかトイレを嫌いになってしまします。
失敗したら、淡々と片づけをして、成功したらとにかく褒めまくってください。
③ほかの子と比較しない
月齢が近い子がすでにオムツが外れているのに、わが子はなかなかスムーズにトレーニングが進まず、おもらしをしてしまっても知らん顔というケースもあります。
そんな時に、「○○ちゃんはもうトイレ成功してるよ!」なんて言ってしまうのは絶対に避けてください。
たとえ2歳の子どもといっても、自信がなくなり、やる気も失せてしまいます。
④焦らず!気長に!
トイレトレーニングは一進一退。1度成功しても失敗してしまうことも多々あります。
「早くオムツを取らないと!」とパパやママが焦ってしまうと、そんなイライラは子どもに必ず伝わってしまい、情緒が不安定になるだけでなく、さらにトレーニングが遅れてしまうこともあります。
膀胱の発達はかなり個人差がありますので、トイレトレーニングの期間にもかなりの差が出てきます。ほかの子と比べず、しっかり自分のお子さんを見てあげ、失敗してものんびりと構えましょう。
お子さんと改めてコミュニケーションをとるきっかけと思って、パパとママがしっかりとサポートしてあげてください。