子供の自主性を育てる方法。親の何気ない言動や行動に注意。

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親は、子供が可愛いあまりに失敗はなるべくさせたくないものなので、先回りしたり、指示したり、ついついストップまでかけてしまいがち。
でもそれでは、自分で考え行動する子にはなりません。年齢とともに親に反発し、子供の変化に対応出来ない親にならない為に今からすることはなんでしょう。

また子供の自主性を育てるにはどうすればいいでしょうか。

何でもかんでも完璧をめざす必要はない

教育熱心なお母さんほど「キチンとした恥ずかしくない子に育てなくちゃ」と言う思いの強いお母さんが要注意。
中には、周りから見れば教育熱心のママに映っているのに本人は気づいていないことが多いです。
良いお母さんで有り続ければ子供も良い子になると思っているお母さん。違います。子供は親の思う通りには出来ないし、言えない、話せないものです。
固定概念を捨てて我が子に合う、親と子に合ったペースでいいんです。目標指数の30%に達していればいいと思うようにして下さい。

子育てマニュアル本にとらわれない

子供が100人いれば100通りのパターンの育て方があると思って下さい。周りのお子さんと自分の子供は比べないで。違っていいんです。
違って当然くらいの気持ちで子育てして下さい。子供を通して出来たママ友の言動に一喜一憂しないで。軽く流す気持ちで話しを聞けばいいんです。
毎日、お子さんと楽しく遊ぶ笑う一緒に食べる。これが子供にとってとても嬉しく子供が元気になる方法です。

「しつけ」と言う名の脅し文句は言わない

早いうちから行動力があり親は振り回される方も中にはいることでしょう。ある程度の時期から「しつけ」と言うな脅しを使う人もいます。
どんな言葉が脅しかと言うと「○○しないと、××あげないよ」とか「△△しないなら、◇◇しないよ」と言う言葉です。
何気に使ってませんか?これを言われた子供は、何とか親の許してもらおうと言うことを聞くでしょう。
これを言われると常に親の顔を伺って自主性が無くなります。親にいちいち許可を経てからでないと行動出来ない子になってしまいます。
自分の力で行動出来る子にするならばこの脅し文句は言わない方がいいです。

子供の自主性を引き出すには

自分で考えさせる。自分で工夫させる。自分で計画させる。奇想天外なひらめきや言動もけなすことなく見守る。
結果や成果を求めてしまうのが親心ですが、期待通りに出来ないとイライラしたり言ってはいけない言動を言ったりしてしまうでしょう。
また先回りして答えを教えたり指示したりしてしまいたい気持ちになるでしょうが、親はただ黙って見守るに限ります。
失敗させましょう。自分で考え行動することで成長するし、失敗することで何がいけなかったか自分で考え反省し次に生かすことが出来ます。

親の愛情が行き過ぎないようにするのが大事

小さいうちは親が手をかけてあげるのが当然!と言う考えは改めた方がよいと思います。
小さくても子供の意思がある限り、尊重し見守るのも親の努めです。
毎日の何気ない親の手助けが子供の自主性を妨げています。自分で出来ることはどんどん自分でさせましょう。
たとえコレをやらせると時間かかるな、後が面倒だなと言う親の都合を優先させる必要はありません。
早いうちから自立心を育てると幼稚園や小学校に入ると人より早く何でも一人で出来る子になっているかもしれません。

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