子どもの頃に夢中になった低学年向け児童図書まとめ。我が子に読ませたい!

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幼い頃の私は、小学生になると本の中の不思議で楽しい世界に魅了され、図書館に何度も通いました。大人になるといつの間にか、読むのはネットニュースばかりに。でも我が子には、幼い頃の自分が夢中になった本の世界を楽しんでほしいと思い、懐かしのタイトル5を厳選しました。



わかったさん・こまったさんシリーズ

それぞれの物語の主人公は、「こまった、こまった」が口癖のかわいい花屋の奥さん「こまったさん」と、「わかった、わかった」と返事するのが癖なクリーニング屋さんの「わかったさん」。
毎回、仕事中に訳のわからない世界に迷い込んでしまい、そこで冒険したり料理したりして、現実の世界に戻って来ます。
いろいろな出来事に出会いながら、おいしい料理作りに挑戦します。楽しいお話とゆかいな絵にくわえて、実際の料理のコツがよくわかると評判のシリーズです。

かいぞくポケットシリーズ

不思議な白ねこアイコのじゅもんで、海賊のおかしらになったポケットは、ジャン、ケン、ポンの子分たちを従えて、宝探しの航海へ!つぎつぎに起こる不思議なできごと。新しい章を読むまえには「ひみつのじゅもんをとなえてから」「すきな歌を7回うたってから」などの遊び心が散りばめてあります。
こまったさん、わかったさんシリーズと同じ、寺村輝夫さん作の冒険ファンタジーは男の子にもおすすめです。

1ねん1くみシリーズ

1ねん1くみの、元気でいたずら、おせっかいなくろさわくんと、それにふりまわされながらも友情を育てているぼくとの物語。小学校の頃学級文庫や図書室にあって、1度は手にしたことがある人も多いはず。1ねん1くみの先生も魅力的だし、クラスのみんながいろいろな経験を乗り越えて成長していく姿が、笑いあり涙ありで楽しめます。小学生になった息子にもぜひ読ませたい1冊です。

ぼくらのじしんえにっき

”ぼくの町が,大じしんでメチャンコになってしまった。その時のことをえにっきにくわしく書いたぼく。”
ぼく(主人公)が大地震に被災する。経済が完全に崩壊し、水も電気も不通になってしまいそこで起こる混乱、そして身近な人々の死。それを子供の視点でとても丁寧に書かれている。子どもには少し衝撃的な内容かもしれないが、日本は数年前に大震災を経験し、今も大きな地震が全国で多発している。そんな、いつ何が起きてもおかしくない日本を生きる子どもたちには、ぜひ読んで自分で身を守ることの大切さを感じて欲しい。

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天才えりちゃん金魚を食べた

年長組の龍之介くんには、妹のえりちゃんがいる。えりちゃんは、やっと生まれた妹だから、かわいくてたまらない。くるくるの天然パーマで、4本しかない歯で、なんでもつかんで食べる。天才というのは、頭がいいという意味ではなく、雨が近づくと髪がクルクルになるという特技「天気に才能がある」という事の略です。そんなえりちゃんが、ある日金魚を飲み込んでしまった・・・それから様々な不思議なことが起こりだす。当時6歳の童話作家龍之介くんがおくるSF童話シリーズ。

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