この春、小学校へ入学するお子さんをお持ちのお宅では、勉強机やランドセルを購入したり、新しい環境へ向けてのいろいろな準備に忙しいことと思います。
小学校では、勉強や、生活面でも幼稚園や保育園とは違った面が多々あります。
ここでは、小学校へ入学する前に家庭で練習しておいた方がいいことを4つご紹介いたします。
鉛筆の持ち方とひらがなは覚えておこう
小学校の説明会では、「入学前にはひらがなで自分の名前を書くことができれば大丈夫です」と言われることがほとんどですが、入学する前にひらがなをすべて書くことができるお子さんがほとんどです。
ですから、やはりひらがなは家庭で練習して、書けるようになっておいた方が、お子さんの自信にもなるのでお勧めします。
そして、鉛筆の持ち方ですが、学校では字は教えてくれても、一人一人の鉛筆の持ち方までは、先生も指導はなかなか出来ないのが現状です。
変な持ち方の癖がついてしまう前に、家庭でしっかりとした鉛筆の持ち方を教えておくことも必要かと思います。
給食に向けて、ご飯やおかずをよそう練習をしておこう
小学校に上がると、給食が始まります。
一年生でも給食当番になれば、たくさんの人数分のご飯や汁物をよそわなくてはいけなくなります。
全くやったことがないと、しゃもじやおたまを扱うことはなかなか難しいことです。
入学前に是非ご家庭で、家族のご飯や汁物をよそうお手伝いを経験させてあげてください。
ただ、最初から熱い汁物をよそうのは、こぼして火傷をしてしまっては大変です。
まずは、熱くないもので練習を始めてみましょう。
体操服を着たり服をたたむ練習をしよう
小学生になると体育の授業では体操服に着替えて体操をします。
夏になれば、水泳も始まります。
この着替えの時間が、授業と授業の間の放課時間に限られていますから、早く脱いで、着て、たたんで、ができるように練習しておくといいですね。
服を脱ぐことはできても、たたむことができないお子さんは多いようです。
なかなか上手くたためないお子さんは、洗濯物をたたむお手伝いをさせながら練習させてみましょう。
和式トイレに慣れておこう
最近は家庭に洋式トイレが普及しているため、和式トイレをほとんど利用したことがないというお子さんが増えています。
しかし、小学校のトイレはまだ和式が多く、ここ数年、洋式に改修する学校はあるものの、いまだにすべてのトイレが和式という学校もあります。
ということで、入学前に和式トイレの使い方を練習しておいた方がよいでしょう。
特に慣れないお子さんには、またぐ足の位置から、流し方まで丁寧に教えてあげた方がいいですね。
外出先で和式トイレを見つけたら、練習させてみましょう。
練習することで自信をもって小学生をスタートしよう!
お子さんが自信をもって小学生生活をスタートできるように、練習しておいた方が良いこと4つをご紹介いたしました。
新しい環境に入るのは、大人でも子どもでも大変緊張するものです。
ちょっとしたことを今から練習しておくことで、小学校生活への自信がつきますし、学校が楽しいと思える近道になるのではないのでしょうか。
是非、ご家庭で練習して、楽しい小学校生活をスタートさせてくださいね!