今まで違う人生を送ってきた二人が家族になるというのはなかなかに大変なもの。
生活スタイルや考え方の違いからストレスを感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、夫婦で違うとストレスに感じやすい5つの価値観について考えてみたいと思います。
金銭面での価値観
共働きで財布が別という夫婦も増えてきてはいますが、金銭感覚が違いすぎるとやはり大変です。
貯金に対する意識
節約に対する意識
高額な買い物に対する意識
自分だけのお金ではないということをお互い意識しておかないと、後々苦労することになるかもしれません。
ストレスがたまる一つの例としては、自分は将来のことを考えて節約・貯金しているのに、相手は何も考えず湯水のように使うというものです。
お金がすべてではないとはいえ、世間を見てもお金はトラブルの元。
価値観を合わせることが難しいとしても、お互いの納得いく形で意識を持てるようにしたいですね。
食事面での価値観
当然ながら「家庭の味」というのはそれぞれの家庭で異なります。
濃い味が好きな家庭と、薄味が好きな家庭。
大皿からみんなで食べる家庭と、一人一皿ずつ用意される家庭。
和食が好きな家庭と、洋食や中華が好きな家庭。
一食のメニュー数。
食事は衣食住の一つであるように、生きるための基盤です。
近い価値観の二人が夫婦になれば問題はありませんが、全く違う家庭の味で育った二人が夫婦になると最初は大変かもしれません。
家庭の味は引き継ぐものでもありますが、二人でつくっていくものでもあります。
そのためには食事中の会話が欠かせないのではないでしょうか。
また、作ってもらった側は味が合わないと一方的に攻めず、作った側は言われたことに簡単に反発せずに素直に受け入れて、少しずつ新しい家庭の味を作っていくことができれば素敵ですね。
趣味の価値観
お互いの趣味について、どの程度知っていますか。
例えばコレクション系の趣味だとすると、家の中にそれらが存在することになります。
例えばアイドル系の趣味だとすると、色んな地方にコンサートに行ったり、グッズが飾られることになります。
どうでしょうか?
お互いの趣味を完全に理解する必要はないと考えます。
ただ、お互いの趣味を許容することは必要です。
その趣味が精神的な支えになっている場合もありますよね?
それを奪ってしまえば、もしかしたら取り返しのつかないことになるかもしれません。
注意したいのは趣味にのめり込み過ぎて、夫婦や家族の時間を蔑ろにすること。
それをしてしまうと相手のストレスはどんどん膨らんでいきます。
気を付けましょうね。
性の価値観
この価値観についての難しいところは、友人知人に相談しづらい内容であるということです。
つまり、ストレスを減らすにはとことん二人で話し合うしかないということ。
ただ、夫婦であっても話し合いづらい内容かもしれませんね。
付け加えるとするならば、ストレスの発散と言う理由でくれぐれも浮気に走ることのないようにしてください。
それこそストレス越えて、家庭を壊す第一歩になってしまうかもしれません。
その気力があるのであれば、しっかりとふたりで向き合って話し合いができるはずです。
子どもに対する価値観
一つの家庭を築くということは、子どもを産み育てることに繋がっていきます。
子どもは何人欲しいのか、あまり欲しくないか。
どのような教育をしていくのか。
もし何か病気や障害を持って子どもが生まれてしまったら一緒に育てていけるのか。
協力して子育てできるのか。
この価値観が違いすぎると、子どもにも影響をもたらすことになります。
一つの命を預かるということ。
それがどんなことか二人で理解していく必要があるのではないでしょうか。
以上、5つの価値観について見てみましたがいかがでしたでしょうか?
どの項目でも共通するのはやはり「話し合いができる関係」であるかどうかということ。
逃げたい、避けたい話し合いをいかにしっかりとできるか。
それがストレスを少しでも回避する手段ではないでしょうか。
願わくば、皆様がより良い夫婦生活を送れますように。