近頃は様々な特徴のある産院が多くなり、お産方法も多様化しています。
そこで最近よく聞く「フリースタイル分娩」について、
フリースタイル分娩って一体何なのか?メリット・デメリットは?など
簡単にまとめてみました!!
そもそもフリースタイル分娩ってなに??
フリースタイル分娩とは、その名の通り自由にママの楽な姿勢で出産することのできる分娩方法のこと。
分娩台に上がらず、畳の上などアットホームな雰囲気の中で出産できるのが魅力。
従来では助産院がこの分娩方法を行うのが一般的でしたが、ここ最近ではフリースタイル分娩を
取り入れる病院も増えてきているようです。
助産院か病院か、選ぶポイントは??
フリースタイル分娩を希望するにあたり、まず最初に考えなければいけないのが
「助産院」を選ぶか「病院」を選ぶかということ。
助産院は簡単に言えば助産師さんが運営している施設なので医療行為が行えません。
なので検診も内容によっては提携の医療機関で行ったり、出産中の緊急時には病院に搬送されます。
妊娠中の経過が良好であり、出産も問題なく行えそう(逆子でないこと、ママの体質など)な場合のみ
助産院での出産が可能ですので自分にはどちらが合っているかを考えて決めましょう。
フリースタイルって実際にはどんな感じなの?
「ママの楽な姿勢」ですからスタイルは実に様々あります。
立った姿勢で重力を利用して赤ちゃんを降りてきやすくする姿勢や、
和式トイレのようにしゃがむといきむ方向がわかりやすかったり、
腰痛や関節痛があるママは四つん這いの姿勢が楽だったり、
横向きで助産師さんに足を持ち上げてもらう姿勢が一番楽と言われていたり・・・
いざその時のため色々イメージトレーニングしてみてはどうでしょう?
フリースタイル分娩のメリットは?
何といっても自分が楽な姿勢をとれるというのが一番。
また陣痛のピーク時に分娩台に移動する必要もなく自然の流れで出産ができます。
いざ「分娩台に行きましょう」と言われると緊張してしまったりするものですから、
リラックスして自分のペースを守りながら出産できるのは魅力的ですね。
フリースタイル分娩のデメリットは?
そもそもなぜ分娩台を使うのか?
それは医療行為や会陰への介助がしやすいからです。
また、お産が長時間に及んだ場合は仰向けの姿勢が一番体力を消耗しないので
分娩台に体を預けてしまっていた方が楽だったりもします。
「ママを助ける」ということが普通の分娩スタイルの方がスムーズに行えるようです。