妊娠中にも使える!アロマテラピー活用術【妊娠中期編】

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妊娠中期はつわりもおさまり、胎動を感じ始め、妊娠の喜びに浸れる時期でもありますが、同時に、妊娠中ならではのマイナートラブルに見舞われる時期でもあります。特に多いトラブルに見合った症状の精油をピックアップしてみました。
いずれもアロマテラピーの注意点をしっかり守って、パッチテスト等をして自己責任においてお試し下さいね。

むくみ

足や手がむくむ原因は、体の細胞内に余分な水分が溜まるから。マッサージで水分を排出しましょう。スイートアーモンドオイルやホホバオイルなどのキャリアオイル20ccに、3滴の精油を加えよく混ぜたら、むくみが気になる部分をマッサージします。精油はサイプレスやレモンがおすすめです。レモンを使用する場合は、紫外線にあたらないよう気をつけて下さいね。

便秘

お腹が大きくなると、子宮が腸を圧迫するので便秘になりがちです。胃腸の働きを良くするペパーミント精油を加えたキャリアオイルで、やさしくマッサージしましょう。ペパーミントは肌に刺激になる事があるので、濃度を低くすると良いでしょう。

腰痛

お腹が大きくなってくると、バランスをとる為に腰などの筋肉に負担をかける姿勢になりがちです。体を冷やさない事も大切ですので、シャワーで済ませずゆっくりお風呂につかる事を心がけましょう。
筋肉のこりをほぐすローズマリーやマージョラム、痛みを和らげるローマンカモミールの精油2〜3滴を、天然塩1/4カップと混ぜて入浴剤として使います。
天然塩の効果で血行が良くなり、体がポカポカ暖まります。多めに作って、毎日のお風呂に入れると良いでしょう。

こむら返り

急に起きるこむら返りは、下半身の血流が悪くなっていたり、カルシウム不足などが原因で起こるそうです。
熱めのお湯を、大きめの洗面器などに用意し、筋肉の疲労をやわらげるローズマリーや、鎮静作用のあるラベンダー精油を2〜3滴入れたもので足浴をします。血流も良くなっておすすめです。
できれば、精油はグリセリンやキャリアオイルで希釈すると良いでしょう。保湿にもなって一石二鳥です♪

妊娠線

お腹や胸が急に大きくなると、皮膚が引っ張られ妊娠線が出来る事があります。産後目立たなくはなりますが、消える事はない、出産の勲章。とは言え、出来ないように気をつけたいですよね。
妊娠線予防には、プリコットカーネル油やオリーブ油に、ローズウッドやフランキンセンス精油を入れたマッサージオイルがおすすめです。毎日優しくマッサージして、伸びの良い、柔らかい肌を保ちましょう。

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