親が子どもの発達障害を認めないと、将来子どもが苦労する!

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最近、よく自分の子どもが発達障害であることを認めない親がいるということを

書籍やネットなどで見聞きすることがあります。

親が子どもの発達障害を認めないと、将来子どもが苦労することが多いようですよ。

発達障害は、見た目だけでは発見されにくい

発達障害も他の障害や病気と同じで、早期発見が大事です。
最近は、3歳児検診などで発達障害の有無をしっかりとチェックされるようです。
十数年前、うちの子どもたちの頃は、さほど入念なチェックは無かったと思います。
当時「何の問題もありません」という診断結果にほっとひと安心。
後で思えば多少の育て難さもあったと思うのですが
子育てなんてそんなものだろうと思ってやり過ごしていました。
数年後に発達障害と診断された時は、青天の霹靂(へきれき)でした。
健常児だと信じて育ててきた自分の子どもが、実は障害児だったことに随分と葛藤がありましたし
受け入れるのにもかなり時間も掛かりました。
それまで、言葉や情緒、体の発育にも全く問題もなかったのですから。。。
発達障害は、見た目だけでは発見されにくいのです。

早期発見、養育の必要性

もしも、親御さんから見て、お子さんの状態が気になることがあったり
保健師さんや幼稚園や保育園の先生などに指摘されるようなことがあれば
どうか迷うことなく、すぐに専門医で検査をしてください。
何も問題がなければ安心ですし、あれば早期発見、早期養育が出来るので
どちらにしてもメリットがあります。
出来るだけお子さんが小さい頃の方がいいです。
専門医や専門機関で適切な治療や指導を受け
家庭の日々の生活の中で養育をすることで
お子さんが人との関わり方や困った時の対処方を覚えることが出来
将来生きやすくなりますので、よろしくお願いします。

養育とは?

発達障害にも様々な症状がありますので
養育の方法は、ケースバイケースだと思います。
基本的な親の心構えとしては

*子どもが出来ないことを責めたり、強く叱ったりしない
*親がイライラするようなことがあれば、少し離れてみる
*自分にも子どもにも決して完璧を求めない
*長い目、温かい目で子どもを見守る気持ちが大切
*食事は栄養バランスを考え、出来るだけ手作りのものを
*なるべく思い切り体を動かせる環境を作る
*親以外の人との関わりを持つ

親が自分のプライドのために発達障害を認めない場合

親が自分のプライドのために子どもの発達障害を認めようとしない場合。
実は、知り合いにも、明らかに発達障害とわかるような子がいるのですが
養育どころか、学校にも行けず、全く放置されていたために
成長と共に、全く社会との繋がりを持つことが出来ず
いわゆる、引きこもりになってしまった子がいます。
それでも、親は、まだ自分の子どもに障害があるとは認めませんし
子どもも自分はこんなものだと思っていますから、病院に行こうとも思わないのです。
学校を卒業していないと、アルバイトすらなかなかつけないのが現状です。
適切な教育養育を受けていないことで、社会性も身につきませんし。。。

大人の発達障害

以前は、子ども特有の障害だと言われていましたが
調査により、大人になっても、この障害による困難が続いている人もいることが分かってきました。
日本の小学生の6.5%に発達障害があると言われています。
そのうち大人になっても発達障害の影響が残る人が50%以上もいることが分かったそうです。
子どもの頃に発達障害と診断されることなく大人になった人が多いようです。
生き難さを感じながらも、社会人になり、だんだんと仕事や生活が困難になって
発達障害の二次障害であるうつ病など精神障害を発症して、病院で検査を受けて
初めて発達障害だったと分かった方も沢山います。

発達障害は、本人の性格ではなく、脳の機能障害です。
脳に障害があるために異常な行動をしてしまいがちなのです。
精神障害ではありません。

家族や職場の人たちの理解があれば普通に生活をしたり、働くことが出来ます。
集中力が高い人が多いので、特殊な技術とか、高度な技などを極めると
とても素晴らしい才能を発揮することも出来ます。
発達障害を持った人の中には、数々の偉業を成し遂げた科学者や著名人の方が大勢います。

どうか皆様、発達障害の人を応援してください。

どうか皆様、発達障害の人を応援してください。

 

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