お色直しを盛り上げよう!カラードレス色あてクイズの段取りと注意点

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何着も試着して決めた、お色直しのカラードレス。意外にゲストさんの記憶に残ることは少ないとも言われています。そんなカラードレスの印象を残すことができるクイズをご紹介!事前の準備から当日の段取り、注意点をまとめました。



事前の準備

選択肢とする色ごとに投票箱(選択肢が、黄色、ピンク、ブルーの3色でしたら、3つの箱)と、説明のボードを事前に準備しておきます。投票用紙も用意しましょう。

投票用紙には、あらかじめ記名しておいても良いと思います。時間とスペースが許すなら、メッセージカードを兼ねて、ひとことメッセージとサインをゲストさんに書いていただくのも、記念に残せるので素敵です。

投票の基準となるよう、説明のボードに、色の選択枝と、ヒントとなるようなエピソードを書いておきます。たとえば、ピンク:新郎が新婦に一番似合うと思っている色、黄色:新婦の好きなひまわりの色、というふうに。

投票の方法

オーソドックスなのは、受付付近に投票箱と説明ボードを用意し、受付で投票用紙を渡して、そのまま投票してもらうという方法です。

この方法ですと、ゲストさんに用紙を渡し、投票箱入れてもらうだけで済みます。

余興などを多くやる予定がなく、式次第に余裕があれば、お色直しの中座中に投票してもらう方法もあります。着席しているときに落ち着いてメッセージを記入してもらえますので、記念にメッセージをいただきたい場合にはおススメです。

また、中座中にゲストさんが退屈せず、時間を有効に使える、という利点もあります。

会場内に投票箱の設置スペースを設けるか、あるいは投票用紙を回収して回るか、という段取りをつけたり、説明してくれる係りを頼むなど、少し準備が必要になります。

開票の方法

ゲストのみなさんが投票を終えたら、いよいよお色直し後の再入場を待つばかり。事前に景品の紹介などもしておくと、会場の期待感もグッと高まること請け合いです。

再入場の際にはきっと、様々な歓声に包まれるでしょう。

新郎新婦が高砂席に着いたら、正解の投票箱かを、今度は抽選箱として利用。投票用紙をくじ引きの要領で選び、選んだカードのゲストさんに景品を贈呈します。招待しているゲスト全体の人数によって、お一人、あるいは数名選んでも良いでしょう。

景品はどんなものがいいの?

どなたに当たるか分からないからこそ難しい景品選び。

年齢性別を問わずに喜んでいただけるものを選びたいですね。貴重な銘柄のお酒や、ちょっと高級なお菓子などはいかがでしょう。

ゲストさんには、引き出物などもお持ち帰りいただきますし、持ち運びの負担になるようなものでしたら、配送の手配つきでご用意します。その旨を「景品はご自宅に配送させていただきます」と、景品の紹介かお渡しのタイミングでお伝えしましょう。

注意すべきこと

このクイズは、披露宴までドレスの色を公表しないことが前提です!口頭でもそうですが、花嫁ブログをされている方は、ドレス試着の記事などに、はっきり分かるようなかたちで画像をのせてしまうと、クイズが成立しなくなってしまいます。

両家のご両親や兄弟などは、一緒にドレスの試着に行くこともあるでしょうし、内輪で景品が当たってしまうのも…。新郎新婦のご家族には、クイズを進行するスタッフ、説明係などにまわってもらうのも、ひとつの手です。

披露宴に参加される人数があまり多い場合、景品がたったのひとつでは寂しい感じがしてしまうかもしれません。いくつか景品を用意しようとした場合に、費用がかさむ、などという問題もあるかもしれません。

また、ゲストさんの中に、視力に問題を抱えておられる方がいるような場合には、クイズを行うこと自体に配慮が必要なケースもあると考えられます。

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