妊娠をするとお母さんのお腹に胎児が誕生し、それはとてもとても小さい命です。
豆粒みたいなわずかな形しかない命が不思議と10ヶ月後にはしっかりとした人の形に出来上がってます。
そしていざ新たな世界へ誕生します。
女性の体は妊娠出来るという特権なのかもしれませんね。
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妊娠前の子宮の大きさって?
女性は子供を産むための子宮というとても大切な胎児を守るためのお部屋があります。
厚さ1.5㎝~2㎝と小さく、重さは40g程度です。鶏の卵をイメージするといいでしょう。
容積2mlとわずかな量しか入らないくらい小さいのです。
人の体の中で最も伸縮性が高いと言えます。
妊娠初期の子宮はどんな感じなの?
妊娠前とさほど変わりはありませんが妊娠2週目くらいになると子宮内膜に厚みが出てきます。
妊娠2ヶ月頃には子宮の中に赤ちゃんを包む胎のうが確認でき、3ヶ月頃には男の人の握りこぶし大程に成長します。
妊娠4ヶ月頃には小児の頭の大きさ程に成長します。
この時、ママのお腹は外見から見て少しぽっこりした感じに見られるでしょう。
妊娠中期の子宮の姿と大きさは?
妊娠中期は5ヶ月頃~7ヶ月くらいですが大人の頭の大きさ程に成長してきます。
子宮底の長さ18㎝~21㎝くらいになっています。
この頃子宮の中には赤ちゃんを出産直前まで育ててくれる大事な役割りとも言える胎盤というのが出来上がります。
この時期は安定期とも言われツワリもだいぶ落ち着いてくるので体重増加に気をつけましょう。
妊娠後期に近づくと子宮は更に大きく発達!
大きくなった子宮が背中側の血管やお腹の後側の自律神経、大動脈、大静脈などを圧迫し、血圧が高くなってきます。
四つ足の動物の子宮は地面に向かって垂直なのでこんな心配はありません。
2本足で立つ人間の現象とも言えるでしょう。
この頃はコルセットや腹帯をきつく締めたり子宮を背中側に押し付けるような事は避けた方がいいですね。
いよいよ出産の時!子宮は柔らかく筒のように変化します
子宮頚部は出産が近づくと唇程の柔らかさになり薄く伸びていきます。
いざ出産時になると水に溶けるようになっていてマシュマロみたいな感じになります。
こうなると子宮口が充分に開いて分娩が始まり、赤ちゃんはスルリと下りてくる事が出来ます。
お産が終わると個人差はありますが子宮の大きさは約1週間~10日間程かけて元に戻ります。
でもママの体はまだまだ安静が必要です。
パパや家族や手伝ってくれる人に頼り赤ちゃんのお世話に専念して下さいね。