毎年流行する胃腸風邪ですが、一度なったからもうならないというような病気ではなく、かなりの感染力があるためお世話や看病には注意が必要です。二次感染などで家族に蔓延・・・なんてことも少なくありません。 そこで、看病やお世話であると便利なグッズを紹介いたします。
消毒液
胃腸風邪は他の細菌やウィルスと違い、アルコール消毒では殺菌出来ません。有効なのが塩素系の消毒液です。
キッチンハイタ―などの塩素系の消毒液を、水で薄めた物を吐いてしまった床や、トイレなどを使用した後にスプレーしておくと、飛沫による二次感染の予防に役立ちます。
作り方は、キッチンハイタ―10ml(ペットボトルの蓋2杯)、水500mlです。
しかし、キッチンハイタ―は刺激が強い消毒液なので、取扱いには注意してください。
また、同じ塩素系でも刺激が少ない物もあります。次亜塩素酸水とい物で、ミルトンなどがそうです。こちらを使っても消毒液を作ることが出来ます。
作り方は、ミルトン50ml(ペットボトルの蓋10杯)、水500ml
一度作った消毒液は1週間ほど使えます。
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レジャーシート
寝ている時にも、突然吐いてしまうことも多いので、布団に染み込むと大変です。
そこで、レジャーシートをシーツと布団の間に敷いておくと布団まで染み込むのを防ぐことが出来ます。
防水シーツなども使えますが、乾くまでに時間もかかるのでレジャーシートがおすすめです。
レジャーシートは、あまりガサガサ音が鳴らない物を選んでくださいね。
また、ベッドで寝ている方はマットレスにも巻いておくと思わぬ所で汚れることもあるのでおすすめです。
ミニバケツ
病院などでも待ち時間に渡された経験がある方もいるかと思いますが、小さなバケツがとても役立ちます。
ビニール袋にティッシュを数枚入れてセットしておきます。
日中だけでなく、移動中や、就寝時にも側に置いておくだけで突然の嘔吐にも対応出来てとても助かります。
3歳頃からは自分で持つことも出来ると思います。
100円ショップでも揃えることが出来ます。
使い捨て手袋
胃腸風邪は、体外にウィルスを出すことで回復するため、排出された汚物にはたくさんのウィルスが含まれています。その為、汚物の処理などによって接触感染しやすくなります。
手洗いだけでは完璧に菌を洗い流すことが難しいので、手袋を使って処理をすることが大切になります。
使い捨ての手袋なら、処理の度に処分も出来るのでおススメです。
また、手袋をしていれば塩素などで消毒する際も気にせずしっかりすることが出来ます。
使い捨てマスク
使い捨て手袋と同様に、お世話や汚物の処分をする時などに有効です。
胃腸風邪は飛沫感染や空気感染で二次感染することが多いので、それを防ぐ為にもマスクは必ず必要になります。
また、通常の風邪予防と同様にマスクをすることで喉の保湿効果もあるため、そういった意味でも予防が期待できます。