お酒の飲み方大丈夫?病気予防に健康診断の項目、ここをチェック!

3,808 views

ビールや日本酒が好きな夫だけど、いつまでも健康でいてもらいたい。
でも毎日飲んでるのを見ると、身体が心配ですよね。
会社で健康診断をしている場合、このデータに注意すれば
お酒による身体への影響が、ある程度わかります。
早めに気づいて、病気の予防に役立ててください。



【γ-GTP】血液検査

主に肝臓、胆道に存在する酵素とよばれるタンパク質です。
閉塞性横断、肝炎、アルコール性肝障害などで上昇しますが、
長期間のアルコール飲酒でも上昇します。

*この値が高い場合は、まずはお酒の量を減らしたり、
一ヶ月ほど禁酒した後に検査してみましょう。

【GPT(ALT)、GOT(AST)】血液検査

GPT(ALT):肝臓に最も多く含まれる酵素です。
肝細胞が壊れると血液中に流れるため、急性肝炎や慢性肝炎で上昇します。
GOT(AST):肝臓や心臓に多く含まれるため、急性肝炎や心筋梗塞、
アルコール性肝障害で上昇します。また、肥満でも上昇します。

*γ-GTP、GPT(ALT)GOT(AST)この3つの数値が全て高い場合は、
肝細胞が障害を受けている可能性が高いので、
一度は医療機関を受診された方がよいでしょう。

【腹部エコー】超音波検査

お酒を飲み過ぎている男性に、最もよくみられるのが脂肪肝です。
肝臓に、アルコールから分解された中性脂肪がたまっている状態です。
よくある所見ですが、放っておくとアルコール性肝炎、
肝硬変へと進行することもあるため、注意が必要です。
また、お酒を飲まない人でも、脂肪肝となることがあり、
この場合も注意が必要です。

*肝臓には、脂肪がたまりやすいですが、とれやすいという特徴があります。
*お酒を控え運動や食事に気をつけることで、脂肪が消費され解消されます。

【尿酸】血液検査

プリン体ゼロのビールを飲んでいるから尿酸は大丈夫、と思っている人が多いかもしれません。
しかし、実は安心できません。
尿酸という物質が血液中に増えると、
足などの関節に蓄積され腫れて痛む、痛風という病気になります。
最近、プリン体ゼロのビールが、たくさん販売されているのは
尿酸がプリン体から作られるからです。
ですがビールには、実はそんなにプリン体が多く含まれるわけではなく、
動物の内蔵や魚の干物、白子などに最も多く含まれます。
飲酒の際のおつまみとして食べる食品に注意する必要があるのです。

*ビールを飲む時には、食べるものにも気をつけましょう。

http://tufu.sakura.ne.jp/

大切な人のからだです

仕事で嫌なことがあっても、飲酒でストレス発散!
だから、また次の日もがんばれるという世の中の旦那さまは多いです。
でも、飲み過ぎ食べ過ぎには注意が必要です。
適切な飲酒量は、一日に、日本酒一合または
ビール中瓶(500ml)1本が目安だそうです。

お酒だけでなく、夫婦一緒にウォーキングなどの運動や
他の趣味でストレス発散をしたりできればいいですね。
いつまでも元気でいてもらうためにも、夫の健康管理は大切です。

こんな記事も読まれています