子どもの創造力を引き出すにはどんな手助けができるでしょう?
現代社会ではやりたいことが禁止されていたり、やれることが
方向付けされているということで子どもが創造力を発揮できないと言うことが多々あります。そんな現代っ子のための手助けとなる環境づくりとは?
日常的に自然に触れることができる
山、海、樹木や花、昆虫、土や石などの自然の造形は人間には
作り出せないものです。
自然が近くになかなかないという人もいるかもしれませんが
近くの公園の緑に触れるのでもいいし、砂場で砂や石に触れて遊ぶのでもいい。
庭やベランダで鉢植えの植物や野菜などを育て、季節の移り変わりや
植物の変化を肌で感じてみるのもよいですね。
「自然とどうやって親しんでいいかわからない…」
という人もいるかもしれません。そんな方はまずお子さんと一緒に近所を
散歩してみるのはいかがでしょうか?ゆっくりおしゃべりでもしながら
歩いていると自然はあちらこちらに見つけることができますよ。
まずはお子さんと一緒に自然を探してみるのもいいかもしれませんね!
「素材の感触」「時間の流れ」を感じられる自然素材のものを使う
日常生活で、自然素材を生かした食器や家具などを一つでもいいので
用意してみよう。自然素材のものには、温かみが感じられて安心ができます。
そして長く使ううちに色つやが変わったり、節や年輪が
あったりして時の流れをかんじさせることができます。
自然の素材ゆえのデリケートさもあるかもしれませんがだからこそ
大事にしようという心も芽生えてきたりするでしょう。
素材を身近に感じることでも、子どもの感性が磨かれることは間違いなしです。
小さくてもいい、自分だけの専用スペースをつくってみよう
家の中で子どもが自分のテリトリーと思える場所は確保してあげよう。
広い部屋じゃなくてもいい、小さくてもそのスペース内ではなるべく
自由に遊べるスペースを作ることが大事です。大人はそっと見守ってあげましょう。
大人があまり口を出さないことで子どもは遊びの世界を自由に展開させたり、
興味があることに集中したり熱中したりできるのです。
自分のペースで使える場所があれば子どもも安心してのびのびできるでし
感性も豊かになることでしょう。
1日1回は体全体をしっかり動かして遊ぶ
現代っ子はテレビやゲーム、スマホにと、手と目ばかり使っていますね。
全身を思いっきり動かすという機会も昔と比べると少なくなってきている
ことでしょう。親である私達もそうではないでしょうか?
そこで、親子で体を思いっきり使う遊びを考えてみませんか?
庭でキャッチボールをしたり、おにごっこだっていい。
全身を使って思いっきり遊んでみると、不思議と創造するエネルギーがぐんぐんわいてくる。できれば、1日1回は思いっきり自由に体を動かせる時間を持たせてあげよう。
スケールの大きい自然や遊具で遊ぶ機会を作る
大きな公園のダイナミックな遊具や、雄大な自然の中に入り込むと、まるで別次元のような世界に入ったような感覚になります。
休日、長い休みを使って山登り、キャンプ、バーベキュー、アスレチック
などもいいですね!
計画を経てたり、荷物の準備をしたりすることでも創造力がぐんぐん育ちます。
非日常感覚が感性に刺激を与え、視野を広げることでしょう。
親子の絆、思い出も特別な物となっていくでしょうし豊かな感性が育つことでしょう。