子どものいびきにはもしかしたら病気が潜んでいるかも

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子どもの寝顔ってかわいいですよね。見てるだけで癒されます。そう思っていると寝ている子どもからいびきが・・・。

大人と一緒でちょっと疲れているのかな?風邪引かせたかしら・・・?そう思ってしまうお父さん、お母さんも多いはず。

しかし、子どものいびきには病気のサインが隠れていることも。



子どものいびきの原因 その1 風邪

子どもは風邪をひきやすいものです。大人でもそうですがくしゃみ・鼻水・鼻詰まりといった症状は誰でも経験があるはず。
夜中寝苦しくなって、咳き込んだりいびきをかいていることは珍しくはないでしょう。
風邪が原因のいびきなら、もちろん体調の回復とともに改善していきます。

子どものいびきの原因 その2 鼻炎

いびきの原因となる鼻の症状は風邪の時と似ていますが、一過性の風邪とは違い長期にわたる為大変です。
まずは鼻炎の原因を探り、適切に対処していきましょう。

子どものいびきの原因 その3 扁桃腺肥大

「扁桃腺肥大」なんてあまり聞きなれない言葉ですが、子どものいびきの原因としては一番やっかいな物かもしれません。
子どもの場合、免疫のシステムが不完全なため必要以上に扁桃腺を活発に動かします。そのため肥大することがあるのです。とは言え、この現象は自然なことで成長とともに肥大した扁桃腺も元の大きさにもどります。
ただ、大きくなりすぎてしまうとさまざまな症状が出てきます。
その一つが「いびき」です。寝ている時、肥大した扁桃腺が原因で気道が狭くなってしまい、呼吸することが困難となります。その為いびきをかくようになります。

扁桃腺肥大がもたらす症状

先でも述べたように、扁桃腺肥大はいびきの原因になります。呼吸が困難となる為睡眠時低呼吸や無呼吸になっている場合もあります。よい睡眠が得られない為、日常にも影響が出てきます。例えば、体力の低下、集中力の低下。夜しっかり寝ているのに必ずお昼寝をしてしまう、など。
また、普段から肥大した扁桃腺だと風邪をひきやすかったり、こじらせやすかったりします。
成長とともに小さくなっていく扁桃腺ですが、これらの症状やお子さんのいびきが気になるようであれば、自然に小さくなるのを待たず、病院へ行ってみましょう。

扁桃腺肥大の診断・治療

まずは扁桃腺の肥大具合を目視で確認します。あとは「スクリーニング検査」で睡眠の質と酸素濃度を確認します。睡眠時、どの程度低呼吸や無呼吸になっているのかがこの検査でわかります。
経過観察で良いレベルの物ももちろんありますが、日常生活に影響が出ていたり、あまりにも肥大してしまっている場合は手術にて扁桃腺を取り除くこともあります。

いずれにせよ「子どもは基本いびきはかかないもの」という考えでいる方が、些細な変化も見逃さずに済むのかもしれません。

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