盛り上がる、この人といると楽しい、など2人の時間を良好に長く続けていくために必要なことはたくさんあると思います。お互いの長所と短所を理解した上で相手との良好な関係を築いていくには何ができるのでしょうか?
相手の食文化を理解する
相手が宗教によって、日本とは違う食文化を持っているときそれを家庭の中だけにするのか、外でも徹底させるのかは家族によっても違うようです。家の中では豚肉を食べないと決めて、外食のときは子供にも食べさせてもいいという感じです。相手がどれくらいその食文化を大事に考えているかにも比例してくるようです。
相手の母国語への理解
相手が話す言語を、子供にも理解してほしいと考えるのは当然のようです。少しでも親の文化を理解してくれたら嬉しいと考えるようです。そうなってくると、多少夫婦でも母国語への理解を示すことが大切になってきます。しかし、いくら子供に日本語以外の言語を話してほしいと思っても、日常会話に出てくる言葉が子供にとっての話し言葉になりますので、なかなか身にならないこともあります。英語であれば、大人になってからでも、お金をかければいくらでも勉強できます。そして子供が嫌と言ったら、強要しない。これは当たり前ですね。
文化=宗教ではないという考え
突然、毎日お祈りを3回必ずしてと言われたら、え?となりますね。これは相手の宗教観念に、生活を適応させなければいけません。しかし、相手の国で毎年祝う行事などに自分も合わせてお祝いすることは文化です。その日ばかりは相手を尊重した生活をする、これは宗教ではなく、文化です。日本にもたくさんの文化があります。祝日もたくさんあるように、幸せに生きるために行う行事でもあります。同じように、相手が昔から培ってきた当たり前の文化を理解するのはとても大切です。
子供への教育の違いが出たら
ハーフの子であると、日本人っぽい子もいれば、外国人の文化がすごく入ってるなと感じる子もいます。それはどんな教育をしたにせよ、子供自身の個性でもありますから、ある程度は教育したとしてもなるようにしかなりません。夫婦で見解が違ってもその都度話し合うということは、国際結婚でなくても同じことのように思います。話し合いの場で、私はこういう考えだからと決めつけちゃうのは良くないように思います。
完璧な主婦にはならなくてもいい
外国人は家庭での立場が日本ほどはっきりしていません。家事も育児もどちらかがやれるときにやると考える人が多いようです。今日は疲れているようだから自分がお皿洗うよと一言声をかけてくれたり、夫婦の負担につり合いが保たれているということは大事なようです。相手をいたわり、感謝する、そしてそれをまた返していくという流れが良い関係を築く条件の一つのように思います。そして何より楽しむこと。国が違うからいろんなことが違うのは当たり前です。どんなびっくりする場面に遭遇しても楽しむというスタンスが大事なのかもしれません。