仕事から帰ってくると、とにかくひたすらゴロゴロしているカレ。
明らかに手伝うべきことがたくさんあるような雰囲気なのに、言わないと何もしない。
コドモでもわかりそうなことなのに、どうして言わないとできないんでしょう?集中分析します。
オトコの常識
はじめに押さえるべきポイントは、オトコの常識です。オンナの常識とは、本当に同じ地球人か?と思えるほどの違いがあります。
オトコは何があってもひとりで解決するのが普通であると思っています。それがオトコの世界の常識です。
頼まれてもいないのにアドバイスしたり手伝ったりすることは、相手のプライドを傷つけるので基本的にそんなことはしませんし、やろうとも思いません。
言われないと”本当にわからない”
オンナの常識では、頼まれなくても誰かが困っている様子を見せれば、声をかけたりするものですよね?その常識でオトコを理解するのは不可能です。いったんそのオンナの常識は横に置いておきましょう。
オンナの目線では「言われなくてもわかるでしょ?」「怠け者だからわかっていてもやらないのでは?」と思ってしまいますが、それは違います。彼らは、本当に言われないと”助けなければならない状況である”と理解できません。言われてはじめてわかるんです。
伝えることが第1歩
オトコとオンナは姿形が似ているので、「言わなくてもわかるはず」とついつい思ってしまったりすることがあります。しかし、それは一種の”甘え”であると言わざるを得ません。
オトコとオンナの常識は真逆といえるほど異なっていますし、その間には絶望してしまいそうになるくらいの深い溝があります。そこを超えて関係を築いていかないといけないんです。伝えることが第1歩。言わないとわかりません。
母子一体感から離別感へ
心理学用語では、こどもがお母さんに「わかってくれて当たり前だよね」と思う気持ちを”母子一体感”と言います。
逆に人間は他人同士だから、「わかりあえなくても当たり前」と思う気持ちを、”離別感”と呼びます。
母子一体感は甘えの象徴ですが、わりと家族間だけでなく、他人…友人や旦那さまに対しても「わかってくれて当たり前」と思ってしまってトラブルになるケースがあるように思われます。
自立した人間同士として、パートナーと言えど、特に異性なのですからしっかりと離別感を持ってコミュニケーションするのも大切です。
期待しすぎもトラブルの素
言わないと何もしてくれないオトコ達に、日頃からイライラされている方も多いでしょう。
でも、言わないと”助ける必要がある”と認識できないイキモノなので仕方ありません。何かやってほしいときは、言うしかありません。オンナの常識は通用しないと割り切ってください。
そして、パートナーに期待しすぎていないかも振り返ってみてください。あなたはいつも相手の期待通りに動いていますか?大きすぎる期待は、トラブルの素ですよ。