専業主婦と兼業主婦どちらが大変?専業主婦のメリットデメリット

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最近、兼業主婦が増えてきて専業主婦の肩身が狭いという話を聞きました。

ひと昔前なら専業主婦の方が多かったような気がするのですが

時代の流れなのでしょうか?

時々、専業主婦と兼業主婦どちらが大変か?という議論を耳にします。

専業主婦のメリットデメリットについて考えてみました。



イメージとしての専業主婦

ひと昔前は、専業主婦は、「3食昼寝付き」で気楽でいいねと言われていました。
それは、別に嫌味ではなく、ほんわかとしたイメージだったと思います。 
日本が今よりも経済的に豊かだった時代。
サラリーマン家庭の多くの妻が専業主婦だった頃。
家事や育児、夫の世話の合間にお昼寝、友人とランチ、デパートでお買い物。。。
確かにそんな時代もあったような気がします。。。

果たして今は専業主婦のイメージってどうなのでしょうか?

*お金持ちなんだろうな。
*人生の勝ち組。
*旦那さんの収入がいいから楽ができて羨ましい。
*毎日優雅に家やカフェでお茶やランチしてそう。
*仕事と両立出来ないダメ人間。
*旦那さんに依存して生きている。
*専業主婦って大変なのよ!が口癖。
*家事育児はやって当たり前なので怠け者。
*働く女性は偉いけど専業主婦は偉くない。

どうやら、今は、専業主婦が叩かれることが多いようですね。。。
経済的な格差や貧困家庭の増加で嫉妬からの攻撃のような気もしますが、どうしてここまで叩かれる必要があるのでしょうか?

兼業主婦が働く理由

そもそも兼業主婦の皆さんは、どうして子どもを預けてまで外に働きに出るのでしょうか?
その理由について調べてみました。

第10位 人間関係を広げたい
第9位 子離れをしたい
第8位 自分の時間が欲しい
第7位 視野を広げたい
第6位 生きがいが欲しい
第5位 生活に張りが欲しい
第4位 社会の中で能力を伸ばしたい
第3位 将来のため生活力をつけたい
第2位 社会に関わりたい
第1位 家計の収入を増やしたい

やはり、家計の収入を増やしたいというのは最大の理由のようですね。
母子家庭や夫の収入が低い家庭ばかりではなく、平均収入以上の家庭でも妻が働きに出るケースも多くなっています。
今より以上の生活をしたい、子どもの教育費をもっと稼ぎたい、将来のためにもっと貯金をしたいということのようです。
現代は、お金がなくては生活できないですものね。
子どもの教育費も莫大な金額が掛かりますから、お金はあればあるほど良い教育を受けさせられるというのも現実ですしね。

専業主婦のメリットデメリット

子どもの居る専業主婦のメリット

*子どもといつも一緒に居て世話ができ子どもの情緒安定に繋がる。
*子どもが幼稚園や学校に行くようになれば時間に余裕ができる。
*習い事や趣味に時間を使えるので気持ちに余裕が生まれる。
*夫にも優しく思いやりを持って接することができる。
*ボランティアなどに参加できる。
*休みたい時に休めるのでストレスが溜まらない。
*病院にいつでも行けるので早期発見に繋がる。

これが実現出来るのは、夫の理解と価値観が同じであることが必要かも。。。
子どもや妻が心身共に健康であることも前提なので、なかなかこのように恵まれた専業主婦は、少ないような気はしますね。。。

専業主婦のデメリット

多くの専業主婦の現実は、どうなのでしょうか?
妻が自由に夫の稼いだお金を使い、贅沢をして暮らしているという主婦は本当に一部で、ほとんどの主婦は家計を工夫してやりくりし、ある範囲内で身の丈にあった暮らしをしているというのが現実のようです。
自分で生産できないため、夫の扶養下であるということは、時にデメリットとなります。
もしも、避けることのできない何らかの理由で「離婚」にでもなれば、専業主婦の離婚後の生活は、不安だらけになってしまいますよね。
子どもと夫との繋がりしかなく、社会の一員としての自覚も薄くなってしまっていた場合、事態は、より深刻になります。
離婚でなくとも、夫が事故や病気に見舞われることもあるかもしれません。
そのような時に慌てないためにも、やはり妻も仕事を持っている方が安心ですよね。

専業主婦と兼業主婦のどちらが大変か?

個人的な見解ですが、ひと言で言えば、「専業主婦の方が大変」だと思います。
メリットは、甲斐性があり優しく健康で思いやりのある夫が居れば、有ると思いますが、それは夢のような話。
結局は、有って無いようなもの。
専業主婦は、デメリットの方が断然多いような気がします。
家庭の事情によっては、24時間休み無しと言うケースあります。
親の介護や子どもに障害があれば、自分の時間を作ることはかなり難しいです。
そして、どんなに頑張って働いても一銭にもなりませんしね、キャリアも残りません。
専業主婦の中には、「楽」と実感されている方も居ると思いますが、たぶんほんのひと握りだと思います。

経験上、兼業主婦の大変さもわかります。
でも、働けば報酬として当然収入も得ることができますし、キャリアを積むこともできます。
苦労した分の見返りはちゃんといただけるので兼業主婦のメリットは、大きいと思います。

本来、専業主婦と兼業主婦のどちらが大変か?と議論すべきものでは無いと思います。
それぞれの家庭の事情や考え方があって、そうなっているわけでしょうから「専業主婦叩き」は、全く意味の無いことです。
それよりも、もっと自分の家庭、自分自身が他と比べることなく、少しでも豊かな気持ちで暮らすことが大切だと思います。

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