妊娠中・授乳中にチョコレートはダメ?カフェイン含有量はどれくらい!?

1,551 views

妊娠中や授乳中にチョコレートを食べてはだめなのでしょうか、いいのでしょうか。

妊娠中に食べることで、赤ちゃんが笑顔になる「ハッピーベイビー」を出産できると口コミがあるチョコレートですが、微量のカフェインも含まれていて「食べていいの?悪いの?」とプレママはきっと気になってしまうことでしょう。

また、カロリーが多いチョコレート、食べ過ぎると太ってしまいます。そこで1日あたりどのくらいなら食べすぎではないのかも気になります。詳細を徹底調査!

カフェインがダメとは知られているけれどチョコレートはどうなの?

カフェインがダメとは知られています。カフェインは、胎児にどんな影響があるかですが、妊娠初期にカフェインをたくさん摂取すると、奇形の発生のリスクがあります。ただし、大量に摂取の場合なので、コーヒーも通常の濃さ、1日数杯程度なら赤ちゃんには影響がないといわれています。コーヒーを飲むなら、アメリカンコーヒーで薄めにしたり、ミルクを多めにしたり、デカフェ、カフェインレスコーヒーにした方がいいといわれています。

チョコレートにもカフェインが含まれています。ゼロではありません。

ただ、チョコレートは妊娠中に食べることで、うまれた赤ちゃんが「ハッピーベイビー」になるという口コミもあります。

ハッピーベイビーとは……
妊娠中にチョコレートをよく食べることで、赤ちゃんがよく笑うようになると言い伝えがあります。カカオに含まれるフラボノールの成分が、抗酸化物のため、脳内血流を変えてくれるはたらきがあり、胎盤機能が向上されたデータがあるそうです。そのため、ハッピーベイビーの由来になっているといわれています。

チョコレートのカフェイン含有量は?

チョコレートのカフェイン含有量は、ビターチョコレートやミルクチョコレートによって違いがあります。

一般的なミルクチョコレートだと……
板チョコ1枚の50g程度だと、レギュラーコーヒー1杯分の1/6の量。そこまで多くないです。

レギュラーコーヒー1杯、約150mlでカフェイン含有量90mgと比較すると1/6くらいのカフェイン量です。1日あたりコーヒーも1杯程度なら飲んでも構わないとしている医師がいる通り、チョコレートも1日あたり1枚程度だとそこまで気にする必要はなく、食べ過ぎたり、とりすぎたりしない限り問題はありません。

チョコレートをどれぐらいなら食べてもOK?

カフェイン量よりも気になるのが、チョコレートのカロリーです。

チョコレートのカフェイン量はごく微量。コーヒーに含まれるカフェイン量と比較するととても少ないです。食べ過ぎなければ影響なしと言い切ることができます。ただし、チョコレートはつい食べ過ぎてしまいがち。大きい袋を買って1人で食べきらないように。気づいたらたくさん食べてしまい太ることで、妊娠中の食事指導が入る可能性があります。

チョコレートを食べ過ぎると

・糖分のとりすぎ
・脂質のとりすぎ
・カロリー過多

が気になるため、注意しなくてはいけません。

1日の適量は、板チョコは1日で1/2。およそ200kcalが適当。ごはん茶碗に軽く1杯の量だと200kcalになります。
※農林水産省・農林水産省の「食事バランスガイド」の“嗜好品の一日あたりの目安”を参考
200kcalはケーキやプリンなど他のスイーツなど嗜好品の1日の推奨摂取カロリー。スイーツや甘いものを食べたときは少ない量で調整します。

チョコレートを食べ過ぎないためのヒント

どうしてもおやつでチョコレートを食べてしまう習慣があると、カロリーも糖分も気になります。
また、妊娠中だけでなく、授乳中の影響は乳腺がつまりやすくなるなど他の障害があります。

食べ過ぎないためのヒントとしては、

・1日分を決める
→小分けの袋に入ったチョコレートを買う、板チョコなら最初から割って冷蔵庫にしまう
・時間を決める
→甘いものを食べるタイミングはおやつの3:00だけなどきめる
・タイミングを決める
→仕事の時だけにして休日は食べない
・必要以上に買わない
→ストックがあると食べてしまいがちなので、買い置きをしないようにする

があります。

妊娠中にチョコレートを食べるメリットとデメリット

先に、デメリットから話すと、甘いものが好きな人によっては、1日摂取量のチョコレートでは満足できなくて、適量以上の量を摂ってしまうことが問題。太らないようにしましょう。妊娠中・授乳中についても同様です。授乳中だと乳腺が詰まってしまったり、産後太りの原因にもなります。

ただ、メリットも多いチョコレートの効果。

・便秘を抑制する効果
腸内環境を整えることで、食物繊維がたっぷり。

・満腹中枢を刺激できる
血糖値をゆるやかに上げる効果があります。食前、間食として食べると満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを予防できます。

・リラックス効果
イライラした時ほどチョコレートは効果があります。自律神経を調整できるためリラックスできます。

・よく笑う赤ちゃんがうまれる
妊娠中にチョコレートを食べることで、よく笑うことに。

リフレッシュにはとてもいいものだということがわかります。

カフェインは多量摂取しないように言われていますが、チョコレートに入っている量は微量。ただ、カロリーが多いのでたくさん食べないようにする必要がありました。笑顔の多い赤ちゃん、ハッピーベイビーをうむために、妊娠中にチョコレートを決まった量だけ継続摂取してみるのはどうでしょうか。

こんな記事も読まれています