いよいよお産!?お産の始まり方ごとの対処法まとめ

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妊娠37週あたりからは、お産がいつはじまってもおかしくない状態。そう思うとなんだかそわそわドキドキ、そしてどのように始まるのか不安だったりしますよね。陣痛が始まる時期やスピードは人それぞれですし、いつ始まるのか、どのお産のサインがいつあらわれるかはそのお産お産で違います。ママはいつお産が始まるのかドキドキの毎日だと思いますが、できるだけリラックスして赤ちゃんが産まれてくるのを楽しみに待ちながら過ごすようにしましょう。

お産の兆候、おしるしって?みんなあるもの??

おしるしとは、薄い血液のこと。色は薄いピンクや茶色など様々です。
これは子宮が収縮して、子宮口が少し開きはじめることで、赤ちゃんを包んでいる膜の卵膜が子宮壁から少しはがれることで出血して出てくるのです。
この出血の量は人によって違うので、おしるしが全くなく出産に至る人もいます。
だいたいにして 陣痛がはじまる1日から数日前にあらわれることが多いです。ただし、鮮血の時や痛みがあるときは病院に連絡しましょう。
おしるしがあったらもう少しで陣痛が来るサイン。けれども、実際いつ来るかはわからないのであまり緊張せず、出来るだけ落ち着いて様子を見ましょう。ただ、お産が近いことには違いないので、入院に必要なものや赤ちゃんグッズの最終チェックをして、いざお産となった時に慌てないようにしましょう。

http://www.love-baby.info/ssonota/sain.html

前駆陣痛もお産の兆候のひとつ。

前駆陣痛とは本格的な陣痛がはじまる前に来る陣痛のリハーサルのようなもの。
はじめはお腹が張っているような感じだったり、下腹部に締め付けるような痛みがあったりします。
だいたい、夕方や夜間に前駆陣痛が起こり、朝には消えているパターンが多く、私の場合も夜中はこの前駆陣痛に悩まされあまり眠れない日々が続きました。でも、日中はなんともないことが多かったです。

前駆陣痛で終わってしまうパターンの痛みの間隔は、不規則なことが多いです。
本陣痛につながる場合は間隔がだんだん40分~20分間隔になっていきます。本陣痛はどんどん痛みが強くなるので前駆陣痛とは区別できると思いますよ。
中には「まだこれは本陣痛ではないだろう」と我慢して我慢して、やはり本陣痛?と病院へ行った時にはすでに全開大だった、なんて強者もいますが、ほとんどのパターンは前駆陣痛か本陣痛かはわかるはずです。
陣痛は不思議なほどに規則的なので、痛みが強くなってきたら痛みと痛みの間隔を計ってみてください。
その間隔が狭くなり、規則的になってきたらかかりつけの病院に連絡するか受診しましょう。

本陣痛につながらない場合には、痛みは次第に消えていきます。
前駆陣痛があまりなくいきなり本陣痛が始まる事もありますし、前駆陣痛があってもなかなか本陣痛につながらない事もあります。

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破水から始まるお産の場合、どうしたらいい?

赤ちゃんは卵膜という膜に包まれ、羊水に守られながら成長していくのですが、その 胎児を包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が外へ流れ出ることを破水と言います。

破水というと大量に出るイメージがありますが、破水で出る羊水の量はいきなり「バシャッ」と出たり、「ちょろちょろ、じわじわ」と出たりと人によって様々で、少量ずつ出るパターンの方が多いようです。少量ずつ出る場合、尿漏れと間違う場合もありますが、破水してしまうと細菌に感染してしまう恐れがあります。少しでも破水かもと疑わしければ、必ず病院へ連絡して受診するようにしてください。

私も第一子の出産は破水からの始まりでした。
なんとなく体調が悪く横になっていて、そこから起き上がった途端に「どわっ」と何か出たな、という感覚。
瞬間的に「破水だな」と思いました。トイレに駆け込んで大きめのナプキンを当て、すぐに病院へ連絡。その後主人にも電話して病院へ向かうことを話しました。タクシー会社へ連絡し来てもらい、大きめのバスタオルを敷いて病院へ。
受診するとやはり破水だったのでそのまま入院になりました。感染を調べて車いすで病室へ。その時に破水から出産までの目安は24時間ほどと言われました。(感染のリスクのため)陣痛は全然こなくて促進剤を進められたのですが、感染していなかった+赤ちゃんが元気だったのでギリギリまで促進剤を使わず自然な陣痛を待ったのですが、結局丸2日ほどかかり廻旋異常で微弱陣痛が続き吸引分娩での出産となりました。

他の人は破水からでもスムーズに出産出来た人もいますし、本当に出産は人それぞれ。
破水してしまうと焦ってしまうかもしれませんが、落ち着いてまず病院へ連絡しましょう。

http://www.babys-room.net/maternity/maternityroot/hasui.html

陣痛、来たかも!?と思ったら。

陣痛かな?と思ったら、「陣痛がきた時間」「痛みがある長さ」「陣痛と陣痛の間隔」をメモしましょう。
病院からも、陣痛が始まった時間などを聞かれますので、メモが役に立ちますよ。
陣痛の間隔は普通に時計を見ても良いですし、アプリなどで陣痛の間隔を測ってくれるものもあるのでそれを活用しても良いかも。
陣痛は、最初は不規則だった痛みが定期的になり、30分間隔、20分間隔・・と間隔が狭まってきます。前駆陣痛の場合には規則的ではなかったり、いつの間にか痛みが消えてしまったりします。
初めての出産の場合は痛みと痛みの間隔が10分程になったら病院へ連絡しましょう。(経産婦は15分間隔になったら連絡しましょう。)
妊婦さんの声の感じや状態から「自宅で様子見」を言われることもありますし、「病院へ」と言われることもありますので、どちらでも動けるように入院準備のカバンをそばに置いていつでも家を出られるようしておく必要があります。
陣痛もはじめのころは間隔は長いし、痛みもそこまでではないので病院へ行くまでの間に必要なことをしましょう。
●ご主人や家族など、必要な人への連絡
●シャワーを浴びたり、マニキュアを落としたり、身支度をする。他にもアクセサリーやコンタクトなどは外していきましょう
●軽い食事をとる
●入院準備の最終確認と、後日ご主人に持ってきてもらうものは分かりやすい場所へ
●タクシーで向かう場合にはタクシーを呼ぶ

初産では陣痛の間隔が10分ほどになっても、出産までにはまだまだ時間がかかることが多いです。
なので、まずは落ち着いて出産準備をしましょう。

http://www.unicharm.co.jp/moony/hajimete/shussan/lesson02_03.html

何か異常を感じたらすぐに病院へ連絡を。

鮮血の出血がある。大量の出血があるなどの場合には、すぐに病院へ。
お腹のハリの場合には、まずは陣痛ではないかを確認してみましょう。陣痛は定期的な間隔でやってくるもので、必ず痛い時間と痛くない時間がありますが、ずーっとお腹がカチンコチンで痛い、出血を伴った痛み、などの場合には必ず病院へ連絡しましょう。

お産は赤ちゃんが無事に産まれてくるまで何があるか分からないもの。
「こんなことで病院へ連絡してもいいのかな?」なんて、病院への連絡を躊躇してしまうこともあるかもしれませんが、いつもと違う、と感じたら病院へ連絡してみましょう。なんでもなければそれが一番良いのです。
残り僅かなマタニティライフ。もうすぐ赤ちゃんに会えるのを楽しみにリラックスして過ごしましょう。

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