楽して美味しい!離乳食フリージング

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赤ちゃんの離乳食が始まると、栄養バランスを考えた献立を毎日考えて作るのは、ちょっと大変です。

でも赤ちゃんの健やかな成長のためには、手を抜くわけにもいきません!

そこで、毎日の離乳食作りに、フリージングを利用してみましょう。



フリージングとは

1日の離乳食は1~3回。月齢によっても変わってきますが、食べる量はほんのわずかです。
毎日バランスの取れた離乳食を作るのは、かなり大変です。
フリージングとは、あらかじめ多めに食材を処理し、小分けして冷凍庫で保存するという方法です。
毎日毎度の離乳食作りの手間を省きながら、栄養バランスを考えて、多種類の食材を用いることができます。
赤ちゃんにもママにも優しい離乳食の下ごしらえです。

野菜のフリージング

野菜のフリージングとしてお勧めしたいのは
・じゃがいも
・枝豆
・ほうれん草
・にんじん
・かぼちゃ
などがあります。
だいたいの野菜は下処理をしてフリージングすることができます。
まずは野菜を茹でて柔らかくします。離乳食初期・中期・後期と進み具合によっても変わってきますが、ペースト状にしたり、角切りにしたりと赤ちゃんの食べやすい形状にしてフリージングしましょう。
にんじんやじゃがいもは、手持ちしやすいようにスティック状にして保管するのもおすすめです。

魚のフリージング

魚のフリージングとしてお勧めしたいのは
・タラ
・カレイ
・スズキ
・タイ
などの白身魚です。
白身魚であれば離乳食初期から後期の全ての段階で使えます。
魚をフリージングするときは、なるべく新鮮なものを使用しましょう。
一番いいのはお刺身用のおさかなです。骨の処理をする必要もなく鮮度に申し分ありません。
沸騰したお湯に白身魚を入れ、しっかり中まで火を通しましょう。
白身魚は、火を入れた後の方が、身がほぐれやすいので赤ちゃんに合わせた形状でフリージングしましょう。

フリージングの保存

フリージングの方法としては、製氷皿を使い小分けしたキューブ状にして保管したり、ビニールやジップ付袋に薄く伸ばして冷凍し、ある程度固まったところで1回分ずづの区切りをつけたりして保管しましょう。
野菜や魚などの食材以外にも、赤ちゃん用の和風だし・コンソメスープ・ホワイトソースなどを作りフリージングしておくことで、さらにバリエーション豊かな離乳食を作ることができます。

フリージングの注意点

フリージングした食材などは1~2週間のうちに使い切るようにしましょう。
それ以上保管していると、食材も傷み、赤ちゃんには大きな負担になってしまいます。
作ったフリージング食材には、いつ作ったかわかるように日付をふり、きちんと管理しましょう。
フリージング食材を使うときはしっかりと加熱することが重要です。
そして、再冷凍・再加熱はしないようにしましょう。
朝食べなかったものを、もう一度加熱し昼ごはんにするようなことは避けましょう。

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