カンガルーケアっていいの?悪いの?どっちなの?

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Newborn sleeping child in the hands of mother

最近赤ちゃんとママの絆を深めるための、カンガルーケアが話題になっています。

世界的にもその効果や影響が注目される中で、カンガルーケアの危険性も出てきています。

カンガルーケアを知り、赤ちゃんの健やかな成長のためにどうするべきか考えてみましょう。



カンガルーケアとは

もともとは低体重で生まれた赤ちゃんの健全な保育のために始められたカンガルーケア。
今では健康的に生まれた赤ちゃんに対して行うことも多くなってきています。
生まれたばかりの赤ちゃんを、ママの胸に抱き、肌と肌とのふれあいを感じながら授乳するという、より自然な状態で赤ちゃんとママの心の安定を図るための試みです。
出産後30分以内にママの胸に15分以上抱きながら授乳し、その後もママと赤ちゃんが離れることなく入院生活を送るというものです。
日本の産院でも推奨しているところが多く、多少取り入れ方の違いはありますが日本の産院の約70%でのカンガルーケアが行われています。

カンガルーケアのメリット

それまでの出産は、赤ちゃんが生まれると産湯につけて体温の調節をしていましたが、カンガルーケアは生まれたままの状態でママと赤ちゃんが肌を合わせ、それにより赤ちゃんの体温調節が行われます。
赤ちゃんは、ママの体温と心地よい鼓動を感じながら、安定した気持ちで出産後の時をすごせます。
またママも生まれたままの赤ちゃんを抱き、出産の喜びと母性をより感じられるようになります。
赤ちゃんに対して愛おしい気持ちが、心の底から湧き上がってくるようです。

カンガルーケアのデメリット

出産後、赤ちゃんに対して医療的な行為をほとんどせずに、ママの胸へと届けられます。
まだ未熟な赤ちゃんの様子や容態は変わりやすく、病院側もそれに応じた細やかなケアや観察が必要になります。
まだ体調が定まっていない赤ちゃんに十分な医療サポートが行えず、不慮の事故が起きてしまうリスクもあります。

赤ちゃんへの影響

カンガルーケアをすることで赤ちゃんの情緒の安定を図る一方、医療的な介入が少ない為に、低体温の状態が続いてしまったり、栄養不足に陥ったりすることで、発達障害になってしまう危険性があるとされています。
赤ちゃんとママのスキンシップは、これから先成長していく中でとても重要なものです。しかし生まれたばかりの未熟な赤ちゃんでは、少々問題が伴うことが考えるようです。

ママが思うこと

生まれたばかりの赤ちゃんを、自分の胸に抱くことで、母親としての自覚がさらに確かなものになっていきます。
しかしカンガルーケアをすることに伴い、リスクが生じているのも事実です。
より自然な状態を意識しすぎることで、赤ちゃんの健康を脅かしてしまうことにもなりかねません。
ママが希望するバースプランで出産することはとても素晴らしいことですが、そういったデメリットもしっかりと理解したうえで、産婦人科の医師と相談し、一番いい方法で出産のときを迎えましょう。

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