保育園にかかる費用の相場。3歳がボーダーライン?

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保育園や幼稚園に子供を預ける・・・それは想像以上に大変なことです。特に保育園の場合、まだ1歳にもならないような時期から預けることもあるので、用意するものも多かったり、また手続きに必要な書類を用意するのも一苦労です。

保育園ではどれだけの費用がかかるのかが気になるという人も多いのではないでしょうか。

今回は保育園にかかる費用についてご紹介したいと思います。



保育料について

保育園にかかるお金のほとんどは月々支払う保育料です。これは全員が同じ金額というわけではありません。子供の年齢や親の収入によって金額が異なります。

基本的に3歳未満の子供とそれ以上の子供とでは保育料が大きく違ってきます。その差は約3倍ほどにもなります。例えば、3歳未満の子供の保育料が月3万円とすると、3歳以上の子供では1万円ということになります。

保育料を決定づける最も大きな要素は両親の所得税です。所得税と言われてもピンと来ないかもしれません。これはサラリーマンであれば毎月天引きされる源泉所得税のことです。保育園の入園申し込み時には両親の源泉徴収票(または確定申告書)を提出する必要があり、その金額で保育料が決まります。

詳しい金額はお住まいの市区町村のホームページなどからも見られるようになっていることが多いので確認してみると良いでしょう。

入園準備に関するお金

保育園では、多くの持ち物を用意する必要があります。今まで家にいる時には使わなかったような物も新たに買わなければいけないので、その出費も保育園にかかるお金として考えます

般的に、保育園側から「作ってください」と言われるものには以下のものがあります。そのため、作るための生地などを買う必要があります。

・通園バッグ
・靴袋
・ベッドカバー

一方「購入してください」と言われるものには以下のものがあります。こちらは枚数をある程度用意しなくてはいけないので一つの値段は安くてもまとめて買うとかなりの出費になります。

・タオル
・着替え

着替えはTシャツとズボンを各3組ずつとか、タオルはフックにかける紐のついたものという指定があったりしますので、意外と費用がかさむのは着替えではないでしょうか。

その他の費用について

保育園と幼稚園の一番の違いは交際費にあります。保育園は多くのお母さんが働いているため、交流はそこまで頻繁ではありません。
しかし、保護者会など親が参加する行事もあるのでそういう機会でいくらか食事代などの出費があるかもしれません。

制服、バスなどその他の費用

幼稚園ではよく見かける制服や通園バスも保育園ではやっていないところが多いようです。
また給食やおやつについては保育料に含まれるので別途かかるということはほとんどありません。

しかし、保育園によって別途費用のかかり方も違うかもしれません。そのあたりも慎重にリサーチしましょう。

おわりに

保育園というと「幼稚園より安い」と思われがちです。確かに制服などもないので保育料に付随してかかる費用は幼稚園に比べると少ないのかもしれません。ところが、3歳未満で預ける場合の保育料はかなり割高になります。

子供を保育園に預けて働こうと考えている方もいらっしゃると思いますが、それなりの金額はかかることを覚悟しておきましょう。

しかし、保育園では家でなかなか体験できないような遊びをさせてくれたり栄養のバランスを考えた給食を食べさせてくれたりと、出費以上の価値もあります。ぜひ充実した保育園生活を送ってください。

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