チャイルドシート&シートベルトで子どもを交通事故から守ろう

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先日車でお出かけ中、信号待ちをしている前方の車の中小さな人影がぴょんぴょん跳ねていました。

よく見てみると、後部座席にいた3歳くらいの男の子がシートベルトをしないで立っていて、前の座席の間に身を乗り出して飛び跳ねていたようです。

事故には防ぐことが難しいものと、未然に防ぐことが可能なものがあります。

可愛い子どもをどうすれば交通事故から守ることができるか一緒に考えていきましょう!



●後部座席もシートベルト着用が 義務化

平成20年の道路交通法改正で全ての座席でのシートベルト着用が義務化されました。

後部座席のシートベルト違反は高速道で1点の罰則ですが、一般道での罰則は現時点ではないようです。
でも、罰則はないとはいえ車を運転する人には同乗者にシートベルトを着用してもらわなければいけないのです。

義務だから・・・ではなく、命を守るためにも徹底するようにしましょう。

●シートベルト未着用時の危険

どんなに安全運転を心掛けていても、危険回避のために急ブレーキをかけなければいけなくなるシーンにいつ出会うかわかりません。
後続車に追突される可能性もあります。

時速60kmで走行中に壁に衝突することは、14メートルの高さから落下するのと同じ衝撃なんだそうです。

・車内で全身を強打
シートベルト未着用の状態だとその衝撃力で一瞬のうちに前の座席や天井に叩きつけられます。前の座席の背もたれは保護ではなく強打の対象物となります。

・車外に放り出される
窓が閉まっていてもガラスを突き破り車外に体が投げ出されます。もっと悲しいことに、後続車にはねられて命を落とすという事故もありますね。

・前席の人が被害を受ける
後部座席の人の体が前に飛び出すことで前の座席を押し出し、前の座席に座っている人はエアバックとの間に挟まれてしまったり、
飛び出した後ろの人の体が凶器のように前の席の人の頭を直撃することもあります。

http://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/seatbelt/index.htm

●後部座席の子どもを守るには

どれも一瞬のことなので、とっさに防御することは不可能ですよね。
ましてや、時速60kmで走行中にコンクリートの壁に激突した場合、ビルの5階から落下するのと同じほどの衝撃とのこと、踏ん張ったり支えたりしていても役に立ちません。

後部座席に大人がシートベルトを着用し、膝にお子さんを座らせて大人の両手をしっかり回していても、衝突時にはいとも簡単に手から飛び出してしまいます。

赤ちゃんは泣いてもぐずっても一人でチャイルドシートに乗せましょう。
5歳まではチャイルドシート着用が義務づけられています。

しかし、6歳以上でも身長が140cm未満の子どもが大人と同じように座ってシートベルトを着用すると、衝突時にシートベルトにより骨折や内臓を圧迫される危険があります。

●ジュニアシート

チャイルドシートに固定されることから子どもは早く解放されたいもの。
それでも6歳を過ぎたらジュニアシートを利用して、引き続きシートベルトで体を保護してあげましょう。

シートベルトが子どもの肩の安全な位置になるよう調節が出来るものもあるようです。

大人と同じように座ってシートベルトをすることによって、体を傷つけてしまう危険を回避するだけでなく、まだ座高が低い子どもにとっては窓の外が良く見えて嬉しいという利点もありますね。

●シートベルトパッド

シートベルトが正しい位置になければ子どもの体を安全に守れません。
シートベルトパッドやシートベルトヘルパーなどを利用しましょう。

いつもと違う車に乗るときに、大きなチャイルドシートを乗せ換えるのは簡単ではありませんが、チャイルドシートが義務化されていない年齢のお子さまなら、シートベルトパッドのようなものなら持ち運びが楽でですね。

大人がシートベルトの大切さをしっかり認識し、子ども自身も自分の命を守るものとして車に乗る時には必ずシートベルトが必要だとわかるよう、教えてあげてくださいね。

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