赤ちゃんは満月に生まれやすい!?出産と月の5つの関係

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昔からよく言われることですが「満月の日に赤ちゃんが生まれる」というのは、本当でしょうか?

今回、統計的に「満月の日は出産の数が多い」と言えそうな分析結果(?)をみつけました。

せっかくなので、出産と月にまつわる言い伝えについてまとめてみます。



○満月の日は妊娠しやすい。

最近は「新月の日に妊娠しやすい」という話もよく聞きます。
新月の日に、排卵が起こる人が多いということが根拠になっているみたいです。

アメリカの有名な医師が、8000人以上の女性を調べた結果、
「新月の日が妊娠しやすい」
と発表したことで、にわかに信憑性が高まってきました。

ウミガメやサンゴの産卵は満月の夜に多いと言われます。
これは満月が大潮になるため、と考えられているようです。

四国のアオウミガメは、満月の産卵数が圧倒的に多くなるそうです。
サンゴについては、オーストラリアのグレートバリアリーフで、満月の産卵数が増える傾向が確認されています。

人間は、どうなんでしょう。

○赤ちゃんは、満月の日に生まれやすい。

私は全然信じていなくて、ただの迷信だと思っていました。
半月だって三日月だって、生まれる時は生まれるし!

でも、産婦人科の病院に行くと、大潮カレンダー(月齢カレンダー)が、壁に貼ってあることがあります。
出産の専門家が、このカレンダーを参考にしているようです。
ということは、潮の満ち引きや月の満ち欠けと出産は、きっと何か関係があるのでしょう。

本当のところはどうなんだ?と思って、「赤ちゃんの生まれた数 ○年〇月○日に○人」みたいな資料がないか探していて、見つけたのが上のグラフです。
このグラフから「満月の日は出生数が多い」と言えるようです。

反対意見もありますが、専門のお医者さんや助産婦さんが、経験的にそう感じているのだから、
「赤ちゃんは、満月や新月の日に生まれやすい」
という傾向があるのだと思います。

○満月の出産は安産になりやすい。

いろいろな言い伝えがあるようです。
・大潮の日は、陣痛が強くなる。
・干潮から満潮にかけて、陣痛が強くなる。
・大潮に向かって陣痛が強くなる。

どうやら、陣痛は潮の満ち引きと関係している模様。
潮の満ち引きの原因は、月の引力です。
(月と潮の関係については、後で詳しくお話しします。)

人間の体は、60%くらいが水です。
体重50kgの人は、30kgくらいは水だということですね。
さらに、妊婦さんの場合は、羊水もあって、この羊水が海水と同じ成分になっていることに注目。
こんなに水を持っている妊婦さんだから、海と同じように月の引力の影響を受けているはず。
という説が多いです。

羊水の量は、普通0.4kg以内です。
(500mlを超えると、羊水過多と言われてしまいます。)
もともと30kgも持っていたところに、0.4kg増えたからって・・・
いくら成分が同じでも・・・?

いささか納得できない感じもありますが、私たちが月の引力を受けているのは間違いないこと。
満月や新月の日=潮の満ち引きが大きい大潮の日に陣痛が強くなりやすい、ということもあるかもしれません。

これは、先ほどの「赤ちゃんは、満月や新月の日に生まれやすい」と合わせると、
「満月や新月の日は、出産が多く、安産になりやすい。」
となります。
陣痛促進剤なんて使わなくても、月の引力を利用して、うまく出産できる日がくるかもしれないですね。

○妊婦は満月を見てはいけない。

私は妊婦だったときに、近所で火事があって、手伝いに行こうとしたら、
「妊娠中に火事を見ると、赤いあざのある赤ちゃんが生まれる」
と、言われて、止められました。

もしもあざのある赤ちゃんが生まれたら大変、と思って、たいていの人は家に残ると思います。
妊娠中はストレスやショックを避けた方がよいので、こう言われるのだと思います。
だから「妊婦が火事を見てはいけない」というのは、納得できます。

では、妊娠中に満月を見たら、何がいけないのか?
少なくとも私は、きれいと感じて気分が良くなるので、むしろストレスがなくなるくらい。

どうやら新月と満月の日は、精神的に不安定になりやすく、人によっては攻撃的になるらしいです。
そう言えば「新月と満月の夜は犯罪が多い」と聞いたことがあります。

妊婦さんが満月を見に外出して、犯罪に巻き込まれないように、という配慮から生まれた、優しい言い伝えなのかもしれません。

○臨月

分娩予定日の前の1か月間を「臨月」と呼びます。
妊娠10か月の出産予定の月です。
出産前のこの時期が「月に臨む」と書いて「臨月」。
これは、お月さまとは関係ないかもしれないですが、何だか不思議な気がします。

出産と月にまつわる言い伝えは、どれも科学的に証明されたものではありません。
ですが、昔からの言い伝えとして、とても参考になります。

満月の話になると、「満月の日は大潮」という言葉が出てきます。
そもそも「大潮」って何?という方のために、最後に潮について少しお話します。

・干潮=海面の高さが一番低い状態=海の砂浜が広い状態。
・満潮=海面の高さが一番高い状態=砂浜のサンダルが波にさらわれる状態。
・大潮=干潮と満潮の差が大きいとき。

潮の満ち引きは月の引力によって起こります。
月に一番近づいたところは、海水が月に引かれて盛り上がり、満潮になります。
月から一番遠いところは、遠心力により、海面が引っぱり上げられ、満潮になります。
満潮と満潮のちょうど中間地点が、干潮。

月は地球の周りを1日に1周するので、私たちは
「月に一番近づき、一番遠くなり、また一番近くなる」
つまり
「月に一番近づく(満潮)⇒一番遠くなる(満潮)⇒一番近づく(満潮)」
を毎日繰り返しています。

満潮と満潮のちょうど中間で干潮が起こるので、
「月に一番近づく(満潮)⇒(干潮)⇒一番遠くなる(満潮)⇒(干潮)⇒一番近づく(満潮)」
ということで、満潮と干潮が1日に2回ずつおきます。

大潮は、干潮と満潮の差が一番大きくなるときで、新月や満月の日と重なります。
新月や満月の日とその後の2日間が大潮です。
新月や満月は29.5日おきにやってくるので、大潮は毎月2回あります。

毎月2回、赤ちゃんが生まれやすくなるなんて、不思議ですね。

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